2020.04.02
封鎖十日目
Lockdown Day 10 本日も晴天なり
ええですか? これだけははっきりさせとこ。
日本の感染率が異常に低いのは日本人の性質のせいでっせ。政府の無能ぶりはすさまじいし、国民の危機感のなさも目を覆わんばかり。なにより自分が感染した無症状者であり知らん間に加害者になってる可能性があるんやという自覚のなさが怖い。
海外生活経験者やったら誰でも知ってるけど、ジャパニーズほど他人との肉体的接触が少ない人種はほんまに稀。逆にイタリアが早い段階で爆発的に流行してもーたんは、前日会ったばかりでも抱き合って再会を喜ぶラテン気質が裏目に出たんやと
本来なら握手するシチュエーションすらお辞儀ですませる距離感を日本人は感謝せなあきません。ただ、これからは知らんよ。コミュニティが崩壊して久しいし。【家族の絆】もよろしけど、コロナは親亀こけたら皆こけたで誰かがかかったら全員がこもらんならん病気。そんなとき何より心強いのは「なんかあったら玄関に食べるもん届けるし電話してな」とゆうてくれる隣近所の人らなんよね。
看病はいらんの。寝てるしかないんやし。ただ馴染みの顔のない環境に住んでるんやったら仲間内で相互扶助サークル作っときよしや、とは思います。
夜8時の窓拍手はやみましたが最近は窓にかかる虹をよう見ます。生存確認でもあり、ご近所さんへの挨拶でもあり、子供らが散歩中にそれらを発見する〝遊び〟でもある。レインボー・スポッティング。いったい儂らはどれくらい普段ひとつひとつの屋根の下に人間が暮らしているんやと意識しているやろ。
封鎖は見ず知らず赤の他人の大切さ有り難さを知るええチャンスではあるのかもしれません。
カレー大魔王のツレが、いよいよ我慢できんくなって近くのインド料理屋へ。シャッター半分閉まってたけど中の人に声かけたらテイクアウトだけやったらええよと、まだ1時間も前やのに開けてくれはった。お得意さんというほどでもないにゃけど、これも確実にご近所さんの