2020.05.01
封鎖三九日目
Lockdown Day 39 曇りのち雨
宝塚のディレクター、小池修一郎先生から長文のメッセージが届く。『エリザベート』や『モーツァルト!』など外部での大ヒットも多い巨匠やけど、非常に気さくな方で仲良うしてもろている(『イコンの誘惑』という作品が取り持つ仲。
どのくらい切羽詰まってるかについては具体的には差し障りがあって書けません。勿体ぶってるわけでも【匂わせ】でもなく、ほんまにヤバイんですわ。
しかし演劇界ではもちろん知らぬ者はないが、一般にも知名度が高いトップクラスの演出家にしてそんな状況ですのん?! というくらい内部の世界は混沌としている模様。昔からの芝居好きゆえ、それでごはんを食べている友達もけっこういるんやけど、小池さんクラスがこれくらい切羽詰まってるんなら、ほかは推して知るべし。どうして先が思いやられる。
小池さんの場合、文章にも演出家の
英国には『シェイクスピア・グローブ座』のように密閉されていない
今日はオンラインの魚屋から鮮魚が届いた。それでなくともいい店が少ないので食材豊かな区域に住んでてもどうしても不自由やねん。ものは試しでオーダーした。まずは鮪。ちょうど食べごろになってたアボカドとタルタルにしてみた。赤身やったんやけど血が抜けてたんで一緒に叩いたら正体不明の薄緑の山になった。消化にええよう叩きすぎたかしれん。あんまし美味しそうやないんで刻み海苔振って胡麻化した。
あとは旬の新玉葱とじゃがいものお味噌汁。たまーに食べとなる組み合わせ。お椀やのうて丼でぐわっといただきます。蕪のあちゃらろ、こうこう。土井善晴先生の提唱してはる一汁一菜は素晴らしいと思うけど、いざ、やってみるとちょっと物足りひん。そして物足りひんのに食べすぎてしまう(笑)。あと、メインを失敗したときに埋め合わせできひんのよね。
寝しなにインスタをチェックしたら知らん人からフォローされてて誰じゃらほいと覗いたら、あ、これは儂の大好きな魚屋やん。オンラインを始めはったんで顧客を探して儂にも辿りつかはったらしい。種類はないけど、『Steve Hatt Fishmongers』なら品質は絶対! よそで買ったばかりでタイミング悪かったけど、じき応援するさかい待っててなー。
Steve Hatt Fishmongers
88-89 Essex Road Islington London N1 8LU