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<title>入江敦彦の『足止め喰らい日記』</title>
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<description>&lt;p&gt;&lt;span&gt;　3月23日夜8時30分、ジョンソン英首相は新型コロナウイルス対策として英国の【封鎖】を発令しはりました。これによって食料品や医療品などの買い物を含む、健康のための散歩が一日一度できるほかは一切の外出を一般市民は禁止されてまいました。&lt;br /&gt;
　これは「日常を書く作家」である入江敦彦が観察した極めて非日常的な日々を記したもんです。ルポルタージュではありまへん。あくまで個人的な記録でありイギリス全体の状態を俯瞰した偉そうなもんではありません。また、そんな偉そうなもんを書けるような日本人がいるとも考えられません。みんなコロナという巨大な象を撫でる群盲の一人です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</description>
<pubDate>Fri, 03 Apr 2020 19:46:21 +0900</pubDate>
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<title>Lockdown Day 104 曇り。【日記最終日】</title>
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<pubDate>Sun, 05 Jul 2020 18:53:51 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　今日から緩和も最終段階。この日記もいったん閉じることにしました。 　けどロックダウン解除でも、ましてコロナ禍が治まったわけでもないんで（あと #BLM も終了してませんので）そこんとこ夜露死苦。パブも再開しましたが、時間が経つにつれソーシャル・ディスタンスなし崩しだったというレポートも聞こえてます。ほんっと気をつけてほしい。　赤き死の仮面が駆けぬけて、あとは沈黙と荒廃だけが残った……なんてことにならないように。　個人的にパブはどうでもいいんですが結婚式が再開されたというのは喜ばしいニュースでした。7万5千カップルが延期を余儀なくされてたとか。今日の0時ちょうどに調印したカップルもいました。お役所の特別措置。レズビアンの婦々。おめでたい報道に飢えてたのでなんだか妙に心温まります。 　ここんとこ街角に張り紙を見かけます。大きな白い模造紙で、上部に「みんな終わったあと、この世界がどう変わっててほしい？」と印刷してあるだけ。脇にはマジックペンがぶら下がっています。　平素ならたちまちペンは盗まれ、紙は破られるか、へなちょこなサインで埋め尽くされるかが関の山なんですが、意外や機能しています。やはりこの100日間はいくばくかの変化を人々に及ぼしたとみえます。みんな、ちいさく一言を残していきます。　印象的だったのは、ありがちなシニシズムやニヒリズムがほとんど見当たらなかったこと。もちろんサポートするフットボールチームの優勝祈願なんかも書かれているけどネガティヴな内容がないんです。みんな未来に希望を持っていて、愛とか幸福（とか #BLM ）を信じている。驚くほどストレートに。　うちのへんは移民も多いし、トルコ人を中心に人種の坩堝っぽいエリアですが、そこには紛うことなき英国性 ブリティッシュネスが読み取れました。当のイギリス人も忘れちゃってるような古典的な……。　こういう実直で地道で愚直なメッセージに皮肉な言葉を返すのはむしろ簡単です。しかし封鎖に耐えたわたしたちは皮肉よりも愚直が強いことを知っている。愚直に家に留まること。愚直にルールに従うこと（そして愚直にデモすること）。エクストリームな行為は必要ない。結局はそれらが自分だけでなく自分の周りの人たちをも護ることになるのです。　日記の初回に書いた『Miel Bakery』のサワードゥブレッド、好きで好きでロックダウン中もしばしばムキーッ！　 となっていました。実はね、最終回はね、「とうとう買うことができました！ 3ヶ月ぶり！」という内容で締められたらなあと計画してたんです。語呂合わせが好きなんで（笑）。けど、まだ地下鉄を利用する気になれず、もうちょいお預け。ムキーッ！ 　幸いすぐ商店街にあるカフェ『Music & Beans』が仕入れているサワードゥに出会い、これがなかなかのもんなのでお預けはさほど辛くありません。Miel のような超絶技巧や絶妙なバランスはないけれど石窯で焼かれたそれは、まさに愚直な旨味が噛んでいるうちにむっくり立ち上がってきます。 　わたしが件の模造紙にヒトコト残すとしたら「愚直なめんな！　（Don’t give a f**k with simple honesty）」ってとこでしょうか。　]]></description>
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<title>Lockdown Day 103 晴ときどき曇り。</title>
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<pubDate>Sat, 04 Jul 2020 22:57:36 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　ちょっと成績表みたいだな、と、思いました。英国地域ごとのコロナ感染者数と死者の正式な数が発表されたんです（7月3日付）。全国で罹病した人の数は28万4276人、亡くなった方は4万4131人となりましたが、その内訳がでたのです。　でも、これ、分析が難しい。数が多いのはシェフィールドを中心に英国のど真ん中で東西に亘るベルト状地帯。頭抜けています。そしてそこから南北に向かってグラデーションを描いて減っていきます。辺境はやはり人が少ないからか流行も緩い。　ただ北ではピンポイントでダラム周辺（ツレの故郷エリアです）、そして南では先日ロックダウンに逆戻りしたレスターで大規模クラスタが発生したようです。とりわけレスターは全英1位。人口10万人当たりに換算すると千人を超している。文字通り桁が違う。いずれにせよ封鎖やむなしだったんです。 　ロンドン自体総じて低め。わたしが暮らすハリンゲイ区は10万人換算だと273人で、全国でも下から数えたほうが早い。うちに限らずカムデン区やイズリントン区などロンドン北部は区ごとに住民構成や収入もかなり違うわりには感染が広がりませんでした。　以前「田舎は条件が悪いのよ！」と叫んでらした方がいましたが、成績表、もとい分布図を見る限り、そんな単純な理由でないことは明確ですね。ロンドン に比べると近郊の都市部は雁首揃えて高いんですから。専門家による解読が待たれます。　晩ごはんは『German Deli』のFRANKFURTER。英国ならではの腸詰も肉屋で手作りしてるやつは頗 すこぶ る美味いですが、日本人はソーセージというとやはりドイツ式に馴染みがあります。封鎖が来ると解っていれば最後にボロー市場に行ったとき買い溜めしたのにー。というわけで真空パックは虎の子として3ヶ月間冷蔵庫で飼われていました。付け合わせのザワークラウトは近所の商店街にあるポーランド食材店で。　あと、ジャーマンサラダも拵えましょっと芋を茹でたら、ほくほくしたやつじゃなかったのでウォルドルフサラダっぽいものに変更。セロリ、林檎、胡桃、レーズン、エシャロット。マヨネーズとオリーブ油、林檎ジュース酢にマスタード。大量になってしまいましたが、これは食べ切る自信あり（笑）。 　それからプチトマトの到来物があったので炒めることにしました。たっぷりの油を使って高温で泳がせるように瞬間調理。刻んだ大蒜とパセリどっさり。トマトの皮が破れる直前に火を止めて黒砂糖、塩胡椒、レモンをぎゅっ。前菜にもなる惣菜です。　食事をしながら自然と、さて、次にこのソーセージが喰えるのはいつかねえ。ボローに行きたいねえという話になりました。冷蔵庫にあるのが分かってて3ヶ月待てたんだから、あと3ヶ月は待てるさと暢気にツレは宣います。しかしこのまま状況がいい方向に進んでくれれば、もうちょっと早くまた食べられるかもね、と、楽天的なわたし。 　100年の孤独ならぬ100日のロックダウンのあとです。やりたいこと、行きたい場所、したい買い物は山とあります。しかし感情に任せてはコロナの宿主動物に成り下がってしまう。ダメでもともと。うまくいったらメッケもの。そのくらいの気持ちが大切な気がします。]]></description>
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<title>Lockdown Day 102 雨ときどき曇り。</title>
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<pubDate>Fri, 03 Jul 2020 20:41:19 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　変態八百屋に日本の桜桃に似た件の「レニエ」を買いに出かけたら、なんと売り切れ。まだ2回しか食べてないのにー！　次の入荷は神のみぞ知るだそう。果物は年によって収穫の具合が本当に違いますから。それでなくともこの品種はシーズンが短い。いつだって発見したら躊躇なく爆買いです。　季節は、時間は決して止まりません、待ってくれません。ある意味でロックダウンによる不自由は「時間は待ってくれない」事案との格闘でしたね。慎重に暮らしをプランニングしないと取り返しがつかなくなってしまうこともしばしば。　いまにして思えば、あの買い占め騒動もさっさと進んでしまう【時】に掉 さお さそうとする行為だったのかも。流れる時間に「たんま」がかけるのは至難の業。同様に確保できる先の時間も稀です。まあ、そんなことも判んなくなるくらいパニくっていたのでしょう。　桜桃恋しやほーやれほーと肩を落として帰宅途中（野菜を買いすぎてバッグが重かったからという噂もある）、街路樹に迷い猫の張り紙をみつけました。なにもまあ、こんなときにいなくならなくてもいいのに！　と飼い主さんに同情しました。けど猫はコロナとかなんとか理解できないですもんね。　これもまた「時間は待ってくれない」懸案といえるかも。自由に外出を許されてた猫に、ロックダウンが終わるまでは家にいてちょうだいねと因果を含めても聞いてくれる子は少ないでしょう。　あ、でもここ数日、街角に猫の姿をよく見るようになった気もします。おまけに秋波を発散していることが多いので、つい、ちょっかいをだしちゃう。散歩が捗りません。もしかしたら、こんなに構ってほしがるってことは飼い主と一緒に隔離生活を送らされていて人肌恋しいのかしらん。　わたしは食事の献立を練るとき旬に拘りますが、メニューの中には〝ときしらず〟も混ぜるようにしています。作り置きや保存食作りはむろん手間を省く――それこそ先の時間を担保に入れる――仕事でもありますが、変わらない味が繋ぎ止めてくれる日常感覚がとても有難いからです。つまり旬の特別な味覚より、変わり映えしないお惣菜のほうが生活との親和性が高いの。代表が白菜のたいたんかな。　　けれど「時間は待ってくれない」最大の難関は病気。コロナが流行してるからって別のウィルスが「ほな僕ら遠慮しときましょか？」と大人しくしてくれるわけじゃない。昨年10月に胆嚢炎の手術を受けた話は書いたと思いますが、タイミング的にはすっごくラッキーだったと言わざるを得ません。　コロナ禍のせいでオペに限らず治療を待たされている人が年末までに1千万人を越えるだろうと試算されてるんですよ。いや、待たされている人はまだいいのかも。待ったなしの患者だっているんだから。そういう人たちの心情やいかに。　わたしの友人にも週に3度の透析が欠かせないやつがいます。乳癌の化学療法 キモセラピーを受けている友人もいます。どれもこれも途中で休むわけにはいかないのです。]]></description>
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<title>Lockdown Day 101 曇りときどき雨。</title>
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<pubDate>Thu, 02 Jul 2020 22:58:52 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　わたしはジェットコースターが嫌いです。自殺願望の表れだとすら考えてる。けど大半の人たちは平気みたいですね。よくわかりません。だって、あれってスピードを愉しんでるというより「振り落とされるかもしれない」というスリルを味わっているわけでしょう？　そんなスリルは恐怖でしかない。ホラーは好きですがフィクションに限ります。 　ロックダウンが緩み始めたとたん懸念がそのまま現実になってリゾート地を賑わわせています。あれって自分は絶対にジェットコースターから落下したりしないという〝根拠のない自信〟みたいなものに似ているかもしれません。絶叫マシンよりはコロナのがよほど死亡率高いような気がするんすけど。　もしそうならばみんな避暑地でマスクしないのも頷けます。だって罹らないという自信があるんだから。英国だけじゃなくあんだけひどい目に遭ったイタリアや、都市部ではかなり神経質だというフランスですら遊びに行った先ではさほど変わらぬ能天気ぶりだそうですよ。びっくり。　再封鎖されたレスターで発見された最大のクラスタは紡績工場だったようですが、感染経路は芋洗い海岸だったとか。マシンから続々墜落中。　しかしきっちり1週間で結果を出してくるとは、コロナって勤勉なウィルスですね。この週末にはほぼイケイケになる英国ですが、その次のウィークエンドにはどうなっていることやら。「怖かったねー愉しかったねー♡」ですんでいることを心から願います。　あの空っぽ騒動は何だったの？　というくらい、スーパーの棚にはもはや物がひしめいています。買い占め軍団も影を潜めました。それどころか50％増量中！　とか2個買えば1個おまけ！　的なナショナルブランドのセール品も出回り始めてます。トイレットペーパーがあからさまに山積みで売られているのは何かの皮肉であるようにさえ見えます。 　ソーシャル・ディスタンスの目印はもちろんそのままだけれど、日常レベルには安寧が帰ってきました。もしかしたらいまわざわざリスクの高い場所に突進している人達は日常を奪還しようと戦っている……わきゃないか。やっぱ、あれは逃避だよね。　絶妙に美味いクリームを発見した話を書きましたが、その新スペオキショップ『Harringay Local Store』では週に一度ドーナツを販売します。英国料理の名店『St. John』が卸しているの。かれこれ25年近いお付き合いがあるレストランで、開店来2、3ヶ月に一度はお邪魔してます。が、今年は当然一度も食べられてません。そこの名物がひとつだけとはいえ戴けるなんて最高の便 よすが。美しい日常の便。　　リスキーな非日常遊山などしなくても、こうしてこちらの日常にアプローチしてくれる非日常の愉悦がある。その場所を一刻も早くこちら側に奪還できるよう、わたしはもう少し我慢して日常にとどまり続けたいと思います。　]]></description>
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<title>Lockdown Day 100 曇りときどき小雨。</title>
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<pubDate>Wed, 01 Jul 2020 20:07:36 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　この週末の再オープンに向けて美術館や博物館は天手古舞だそうです。新しい企画展の準備やソーシャル・ディスタンスへの対応なんかもあるでしょうが、昨今の #BLM 運動を受けての常設展示見直しに余念がないようなんです。　みなさんも英国が植民地政策を取っていた頃、とりわけ奴隷売買に関わっていた人物の銅像が怒れる大衆に倒されたり、政治的な判断 ポリティカルコレクトネス を理由に撤収されているのをご存じかと思います。これは人物像に限った話ではありません。とりわけコロニアル時代の収蔵品を多く所持する『大英博物館』や『V&A博物館』。ひとつひとつ精査していかねばなりません。大変な作業です。　わたしはいわば負の遺産であっても、それらに芸術的／美術的価値があるなら廃仏毀釈のような真似をしちゃいけないと考えます。大切なのは、それらを語る言葉であり説明だと思うんですよね。奴隷制度も人種差別も忘れちゃいけない。知識として把握しておく必要がある。ミュージアムはそういった教訓を得るためのチャンスでもあってほしい。　主張に合わないから潰してしまえ！　では遺跡を破壊して回っているISILと変わらないじゃないですか。死ね死ね団じゃないですか。　もっとも再開されてもすぐにミュージアムなどに出かける気はわたしにはありません。人ごみが怖いからですが、それ以上に人ごみを作るのに加担したくないからです。封鎖緩和以降一息もつかずにコロナ第二波が襲ってくるのは世界各地で証明されています。　　何より恐ろしいのは「もはや人命より経済が大事」なんて感覚が生まれてくるところ。トランプ大統領とかそれを隠さなくなってきてます。　先日、悍 おぞ ましいにもほどがある杉田水脈のインタビューを我慢して最後まで観ました。平気で人間を【生産性】で差別して「それは区別だ」というステレオタイプの差別主義者。こういう時代だからこそ湧いてくる毒虫です。だからわたしはコロナ禍を助長するような行為はなるべく避けたい。しばらくは近所のストリートアート探索で我慢です。　　ロックダウンも100日目。封鎖当初の緊張感はもはやありません。視点を高く持てば世界規模のパンデミックはこれからだと頭では理解しているのに、わたしたちはニューノーマルの元に日常を奪還しつつあります。これは決して悪いことではありません。わたしたちが世界にしてあげられることは僅かです。　よそさんが考えている以上に京都人が大切にしている季節の習慣に「水無月」さんがあります。半年間の厄を払う【夏越の祓】に、氷室の氷を模したお菓子をいただいて残る半年の無事を祈る行事。日本でも京都以外ではあまり一般的でない和菓子なので、こちらではむろん手に入りようがありません。幸い〝なんちゃって〟であれば簡単に作れるので今年も自家製。　祈りを込めて一服。祈りを喰うて一服。]]></description>
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<title>Lockdown Day 99 曇りときどき晴れ。</title>
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<pubDate>Tue, 30 Jun 2020 22:27:31 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　目前に封鎖解除を控えて、レスター市が再度ロックダウンされました。非常に単純な話、感染者数が３割増しになったからです。さぞや住人たちは気を落としたことでしょう。政府からのトップダウンだったので【みせしめ】じゃないかという声も出ています。　ただ申し訳ないけれど、気持ちも理解できるけれど、はっきりいってみんな浮かれすぎてた。海岸で芋を洗ってたような人たちにはいい薬かも。中国の河北省安新県も再封鎖ですし、セカンドウェーブ待ったなしでしょうね。もう、こうなるとなるべくヒキコモって、外出時はマスクして、ワクチンができるまではやり過ごすしかない。　あ、マスクは普通に売ってますよ。行列せずにどこででも買える。1～1,5ポンド（120～180円相当）だからこっちの物価を考えると妥当な値段。うちも日本からの救援物資が到着してて潤沢にあります。 　マスク不足で英国は大騒ぎしてるなんて嘘がツイッターでまたぞろ流れてましたが、いい加減にしてほしい。何人か田舎住まいの友人に「たくさんあるから送ろうか？」と連絡いれたら「なんぼでも売ってるよ。だって誰もしてないもん」ですって。　どうやらパラレル英国から情報発信してるインフルエンサー（失笑）がいるようなので精査して元記事当たってからリツイートしてね。お願い。　規制を緩めるにあたって政府がマスク着用キャンペーンを始めてるけど、飛沫による感染の深刻さを認識してWHOがマスク礼讃に方向転換したのは1ヶ月も前。もちろん英国も前に倣え。公共交通機関に乗車するときは強制ですが、にもかかわらずイギリス人は未だマスクが嫌い。ロンドンですら着用率5割。　マジな話、こちらの問題は砂糖増量認識な人たちが被害に比して多いこと。近所でソーシャル・ディスタンス守って暮らしてるぶんにはノーマスクでいいけど集団は怖いよ。レスターの薬が効きますように。 　　とうとう英国も含めEU加盟国は日本はじめオーストラリアやカナダ、韓国などからの渡航をOKしましたが、ぜひともジャパンからは大量に渡欧していただきたい。以前みたいにマスクを指さす人はいません。できれば団体で海辺に来て芋を洗ってる連中に日本人の培った〝マスク魂〟を見せてやってほしい。　もっとも昔は修学旅行生が多くて、それが見慣れぬ制服着てマスクしてたら宗教 カルト かなんかと勘違いするのも無理ないと思うんですよ。パナウェーブ研究所みたいに見えるもん。みんな痩せてるし。　それでなくとも「見分けがつかないから推理小説に登場させてはいけない」といわれるほどこっちの人に東アジアの顔つきは似て見えるんです。それがマスクなどしよう日には、その違和感はイスラム女性のヒジャブやニカブどころじゃない。 　今日の食卓見て、なんかおかしいと思ったら、まあ、食べやすい一口サイズではあるんだけど料理がどれも似たサイズだったんですよね。焼売も赤カリフラワーの甘酢漬けも蒟蒻のぴり辛煮も。美味しかったんだけど、いまいち食欲を刺激しない。彩は悪くないけど器は染付が多すぎた。なかなか難しいもんです。]]></description>
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<title>Lockdown Day 98 曇りときどき晴れ。にわか雨</title>
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<pubDate>Mon, 29 Jun 2020 19:58:59 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　酒蒸しした鶏の胸肉を喰ってしまいたくて、熱波のときに作ったものなので念の為もう一度火を通したかったから思いついて残りごはんと一緒に炒めてチキンライスししました。冷蔵庫にあった野菜の使い残しや半欠けなんかも刻んで投入。　バター、トマトピュレ、顆粒コンソメ、粉パプリカ、塩、胡椒、そしてケチャップ。できあがりがベトつくので普段はチキンライスには混ぜないのだけれど、この段階で気持ちがオムライスに切り替わってしまったので。いや、上からかけたっていいのだけど、ソースとしては自分には甘すぎるんです。　わたしの理想は日本橋『たいめいけん』のオムライス。チキンライスに布団がけした半熟のオムレツに切れ目をいれると自重で割れてとろとろの玉子に包まれるあれ。会社員時代の東京支店が近くだったご縁もあってよく戴いてました。映画『たんぽぽ』に登場して一躍有名になりましたね。　オムライスを自作するたびに「やってみようか？」と一瞬頭をよぎるんですが技術が追っつかない。そもそもあれはレストランで食べるものという意識があります。でも、入江式も悪くないんですよ。 　フライパンで平たく玉子を焼いて巻かずにそのまま乗っけるんですが、クリーム多めにすると簡単に緩トロ玉子布団になるんです。柔軟でフレキシブルなのできれいにチキンライスを包めます。今回の写真は撮るタイミングが遅れて、ちょいライスの熱で固まってしまいましたが（笑）。焼きながら攪拌してできた厚みのあるところは充分とろとろ。　なんでも無理やりコロナの話に繋げるつもりはないんですけど、ようはこれだよなあと考えるわけです。まだ不明なことも多いウィルスですが、それでも医療に携わる皆さんの努力で少しずつ正体が掴めてきました。感染予防や対策も精度をあげてきた。でも、だからこそ完璧 たいめいけん を目指す必要はない。　幸いなことに手洗いや嗽、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの徹底など、対コロナ作戦の基本はとてもシンプルです。そこに何を加味してより強固な守りとしてゆくかは人それぞれ。だが、すべてをやるのは無理がある。コロナは避けられたけどパニックアタックでぶっ倒れたとか洒落になりません。　　免疫力を高める食事を心がける。なるべく外出は控える。顔をちょっと背けて小さな声で喋る。髪はショートカット。家の外に出たら無闇にものを触らない。顔にタッチしないよう気をつける。調子が悪かったら決して無理をしない。消毒薬やアルコールワイプの携帯。在宅ワークに切り替えられる場合は積極的にシフトしてゆく。まだまだいろいろあります。　うちでは石鹸が復権しました。リキッドソープも併用してますが外出後は必ず石鹸。洗顔も石鹸。短時間でも一度きりでもマスクやハンカチなどを使用したら石鹸洗い（ウタマロ！）。 　いくつやってもいいけど、それらをみんなやろうとしたら絶対に齟齬が生じる気がするのです。自家製オムライスでいいじゃないですか。]]></description>
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<title>Lockdown Day 97 雨のち晴れ。</title>
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<pubDate>Sun, 28 Jun 2020 18:07:33 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　英国各地で殺傷事件が相次いでいます。　南部レディングでは、明るい夕刻が遠浅の海のように続く公園で、厳しいロックダウンから解放されて漫ろ歩く人たちが次々とナイフで襲われました。逮捕されたリビア出身のカイリ・サアダラ容疑者はすでにMI-5が以前から把握していた人物だという話で、テロ事件として捜査されていることになりました。　続いてグラスゴーのホテルでもナイフを持った男が暴れて6人の死傷者が出ました。駆け付けた警官によってすでに犯人は射殺されています。こちらも移民の青年が起こした事件ですが、どうやら前述のものとは無関係らしい。むしろ怖いのは事件の連続が同時多発テロではなく、それぞれに独立した殺人だということかもしれません。　ロンドン北西部郊外のハールスデンでは男性がナイフで刺され重傷。真昼間の商店街で起きた通り魔のような事件です。まだ犯人は捕まっていません。プレミアリーグ30シーズンぶりの優勝で湧くリバプールの近郊でも殺人が起きました。このケースでは刺されたのが移民の青年。ギャングの抗争などではなく親切で働き者の好漢だったそう。　うちの近所でもナイフ殺人が起きてしまいました。ここいらも移民が少なくありませんが数年前までは本当に安全な街だったんですけどねえ。地価が上がって、むしろ黒人やイスラム系が減りだしてから、ちょくちょく事件が起こるようになってきました。　これは普段なら「物騒な世の中ねえ」で済むような現象かもしれません。しかしロックダウン以降DVの相談施設への問い合わせが倍増した事実などと照らし合わせても、封鎖がイギリスに住む人々の気持ちをすさませたのは間違いないでしょう。無関係ではありえない。「ストレス」の一言で解説するのは乱暴に過ぎますが、なんなりとストレス解消は大事。
　そんなわけでひさびさにケーキを買ってきました（笑）。たまには自家製でない甘いものを食べなきゃやっとられんわい。『Dunn's Bakery』のマジパンボックス。ちょっとクラシックですが、しっかりした手を抜かないベーカリーです。歩いてゆける範囲内にあってよかった！ と感謝してます。　対コロナのワクチン研究で頭一つリードするロンドンのインペリアル・コレッジが、学術誌「ネイチャー」にロックダウン措置を行わなかったら欧州全域で300万人以上が死んでいた可能性があると発表しています。しかし、もしロックダウンが1週間早く始まっていれば英国の死者は半分に収まったのではないかという試算もあります。 　一刻も早く！　と封鎖を迫る医師たちに、ジョンソン首相は時期尚早だと首を振りました。いまこの国を荒れさせている真原因はもしかしたらそこにあるのかもしれません。]]></description>
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<title>Lockdown Day 96 早朝に雨。のちサハラ熱</title>
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<pubDate>Sat, 27 Jun 2020 13:38:57 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　アメリカで新たに4万人――4千人ちゃいまっせ――の感染が発覚しました。トランプと共和党の勢いが殺がれるのは嬉しいことですが、コロナは貧困層を好んで襲うので（もちろん社会の構造的な問題ですが）喜んではいられません。ホワイトハウスはどうやって落とし前つける気なんでしょうね。　かと思えば7月6日から、スペイン、フランス、ギリシアに限って英国での観光事情の再開が決定。帰国後の自主隔離もなしということで寿ぐべきなのでしょうが儂わしは不安でなりません。ビビリですいません。ただ確かに欧州内ならなんとかなるような気もします。英国よりはよほどしっかり対策を練っていますから。いずれもアメリカからはまだ入国拒否ですしね。 　ここ数日4月の様々な決算報告が発表されてます。国内総生産（GDP）成長率が前月比20％の記録的マイナスだったとか、失業者数が前月比で70％増の約210万人に拡大したとかキョーレツに暗いニュースが並んでいます。けど、そのわりには昨日の芋洗い海岸しかり、みんな余裕じゃん？　という感じ。それで、こんどはサマーホリデーですか？　ふーん。　従業員の雇用を継続する事業主への賃金の8割政府負担を現在900万人が受けています。先述した210万人の失業者にも滞りなく生活保護が支払われました。これらの人々にとって、もしかしたらコロナは長い長い有給休暇になりつつあるんじゃないでしょうか。でないとこの明るい空気感に説明つかない。　しかし、こんなにも連携を必要とするときに英国は本格的にＥＵ離脱なんですよね。よりによってロックダウン中にへらへら旅行してたような野郎に踊らされて決まった愚策、EU離脱。笑うに笑えません。もっともEUからの輸入品に課する検査基準を当初よりもかなり緩和することになったりと、コロナ禍を経て柔軟な対応をせざるを得なくなっています。　はっきりいって英国EU間の通商協定締結は暗礁に乗り上げそうな荒れ模様。新コロは世界を襲った歴史的な災厄なのは間違いありませんが、結果ものごとが世の中がいい方向に進むのならばそれは犠牲になった人たちへのせめてもの鎮魂になるのではないかと思います。そうあってほしいものです。　鯖のペッパー燻製。鶏とキャベツの山椒炒め。焼き野菜と野生茸のラタトゥイユ。無花果の酢味噌和え。冬瓜スープ。ごはん。今晩の献立です。食べながら食材の国籍を数えてみました。英国、日本（京都）、スペイン、イタリア、トルコ、ベルギー、フランス、ルーマニア、調味料を入れたら香港とインドも加わりますが、基本、メイド・イン・EUなんですよね。　さあ、今日が終われば3日続いたサハラ熱波ともおさらばです。ようやく買い出しに行けるー。まず熱波前の作り置きを消費せねばなりませんが（笑）。]]></description>
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<title>Lockdown Day 95 晴れ。サハラ熱波続く</title>
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<pubDate>Fri, 26 Jun 2020 23:10:28 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[　規制緩和が始まったとたん欧州にコロナ感染が広がっています。人類てこんなにも阿呆やったっけ？ 　セカンドウェーブの話はすでに耳タコだったはずですが、まさかこんなにも易々と愚かな行動に出た挙句に呼び寄せちゃうとは。「馬鹿も休み休み」とはまさにこういう状況を指す言葉ですね。以前にも海岸で芋を洗うイギリス人たちの様子をお伝えしましたが、ジョンソン首相が手柄を急いだ勝利宣言めく緩和を発表したもんで数がもっと増えました。 その悍 おぞ ましさは、大きな石をひっくり返したら虫が集団で蠢いてるのを発見したときの如く。若くて綺麗なビキニの娘さんが「えー。密だけどー外だし大丈夫ぅー」みたいなことをＴＶインタビューで答えてて、もはや彼女も虫にしか見えませんでした。 　数だけ見ると英国にはまだこの波はやってきていません。しかし先駆けて緩和が始まった欧州各国で次々とクラスタが発生していますから、どこよりも浮かれポンチキ騒ぎの国が痛い目に遭うのは目に見えています。けれど、きっと明日もまた虫たちは海辺を目指すんでしょうね。太陽族虫と名付けよう。　儂わしもいい加減これを繰り返すのは飽きてきましたが新コロはただの風邪ではありません。ただの風邪なら半年で44万人死んだりしません。しかもこの数字はあくまで公式発表。実際にはプラス13万人だそうです。けれど対処法はただの風邪以上に単純でロックダウンで人の動きを制限し、ソーシャルディスタンスを保ち、マスクをして拡散を防ぐ。それだけでいい。 　経済を優先してそういった対策をとらないとこうなるというサンプルがアメリカ南部、西部、ブラジルなどもはや山ほどあります。抑え込みに成功しつつあったドイツでの再発生源は生産性を高めるため従業員を鮨詰めで働かせる食品工場でした。　結局ね、急がば回れなんですよ。新右衛門さん。　本気で経済回したいなら無闇に人寄せしてクラスタを召喚するのではなく、ワクチンができるまでは耐えて偲んでサバイバルすることに専念すべき。でないとあとでもっとヤバくなる可能性があります。　三歩進んで二歩下がるならいいけど、二歩進んで三歩下がるような真似はしてはいけません。チータが草葉の陰で泣いてます。いや、まだ現役やけど。　まあね、儂も今日は昼間から冷たいビールをワンツー！　ワンツー！　と五臓六腑に染ませていたので太陽族虫をあまり責められません。けど家飲みは他人様に迷惑かけませんから。『Beavertown』の名代ＩＰＡの「Neck oil」。うまかー！　グレープフルーツの皮とコリアンダー、そして松脂（！）で風味をつけた最高のクラフトビア。つるつる喉を滑る。　昔はね、冷えたビールは美味しいけれど暑い最中に酔っぱらう人の気持ちが解んなかった。わざわざ体を火照らせてどうする？　とか。まだコロナ流行中なのに人ごみに出かけてどうする？　と同じ理屈。 　いまは飲んじゃう気持ちはわかる。しかし依存症になるかもという瀬戸際で手を出すのは愚行以外のなにものでもありません。ビール会社も売れるからってAAミーティングの席で販売したり、未成年の飲酒を煽ったりしていけないと思うのです。]]></description>
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<lastBuildDate>Sun, 05 Jul 2020 19:08:23 +0900</lastBuildDate>
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