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「ブッキンブース」は20年前からあった!?

ナカノシマ大学2月講座(2月20日開催)の講師、中村優子さんに開業された本屋「BOOK‘N BOOTH」(ブッキンブース)についてお話を聞いてみました。

Q:「BOOK‘N BOOTH」という店名は最初から決まっていましたか?

中村優子:いえ、実は違う店舗名で開店準備を進行していました。名刺を印刷する直前にスタッフの山下美緒子さんに「これでいいの?」と聞かれて、「いや、違う」と(笑)。

Q:突然「BOOK‘N BOOTH」という名前が降りてきたのですか?

中村優子:それも違って、もう20年ほど前ですが、ジュンク堂書店天満橋店での勤務時代に今でいう「推し」作家の棚を作っていました。「めっちゃおもろいのに、なんでこの作家さん売れへんかなぁ、みんなにもっと知って欲しいなぁ」という思いで好きな作家さんや作品を店頭でごりごりに展開していました。

Q:その棚の評判がよかった?

中村優子:そうなんです。思いの外、売れたんです! お客さんからも褒めてもらったりして、どんどん大きく展開しました。詳しくはナカノシマ大学でお話しますが、その時一緒に棚をつくった同僚の山下美緒子さんと中村明香(さやか)さんとその棚を「BOOK‘N BOOTH」と名づけていました。3人のチームだったんです。

Q:その山下美緒子さんと中村明香さんが今回の「BOOK‘N BOOTH」のオープニングスタッフに加わっているのも偶然ではないと?

中村優子:間違いなくこのふたりがいなけれれば今回の「BOOK‘N BOOTH」はなかったですね。実際、わたしは多くの時間を本業の社会保険労務士の仕事に取られています、書店員のプロのふたりに現場を預けられる安心感はやはり20年前の経験があってこそだと思います。

Q:そういう意味では「BOOK‘N BOOTH」はすでに20年前からあったと?

中村優子:そういうことになりますね、3人でやるのが当たり前であまり深く考えてなかったですけど(笑)。書店としての基本の体裁を守りつつ、好きな作家や作品を売る、それにオリジナルグッズも作る、そのスタイルはもう出来上がっていたかも知れません。天満橋店時代にはオリジナルグッズをジュンク堂書店と直販取引の口座を開いて売っていました。メインキャラのデザインも当時と同じです、写真が残っていないのが残念ですが棚には看板もありました。

Q:聞けば聞くほど、20年前から準備されていた気がしてきました、「BOOK‘N BOOTH」は約束の地だったんですね。ナカノシマ大学の会場ではオリジナルグッズの販売もありますか?

中村優子:販売します! デザイン担当の山下美緒子さんがどんどん新作を作っていますから。オリジナルのトートバックとおそらく関西で唯一の取り扱っいてる作家の高野秀行さんのTシャツ各種やZINE等販売予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q:高野秀行さんからは「高野本聖地」書店として認定されてますね。ナカノシマ大学ではたくさんのお話が聞けること楽しみにしています。

中村優子:話したいことはたくさんありますから、きちんと準備して行きたいと思います。みなさん、よろしくお願いします。

2026年2月13日
聞き手:140B青木

ナカノシマ大学2月講座

いま、「町の本屋」を大阪で開くということ

講師:中村 優子(BOOK’N BOOTH店主・社会保険労務士)ex.ジュンク堂書店

2/20(金)18:00〜   大阪府立中之島図書館

https://nakanoshima-daigaku.net/seminar/article/p20260220