第3回 大阪らしい食べもんの店

甚六
鉄板で焼くときに、カウンターに座る客に油が飛ばないように防ぐ銀色のカバー。
かぶせ
お好み焼きを蒸し焼きにするためにかぶせる蓋。楕円形は1枚を焼くとき、鉄板の上にたくさん並べて焼くためのアイデア。
かぶせ
二、三枚を焼くときに使用する四角型のかぶせ蓋。お菓子やパンの焼き型に持ち手をつけたオリジナル
テコ
焼くときに使う大きいサイズと、食べるときに使う小さいサイズがある。
壁には来店したスターとの記念写真がずらり。
出番を待つ卵の山。殻に顔が描かれた卵が混じっている日も。
豚玉880円
いか焼きそば880円
大阪市北区天神橋1-13-11
TEL06-6353-4816
16:00〜22:30
(日・祝日15:00〜21:30)
月曜休
 昭和56年創業。鉄板やテコなども開店当時のままで、価格まで開店当初から変わっていない。大阪のオーソドックスな「混ぜ焼き」スタイルのお好み焼きである。ホタテ貝柱、エビ、牛肉、豚、そして卵をふんだんに使った甚六焼は2,300円。「30年前からしたら、えらい高かったと思いますわ」と大将。その頃なら目玉が飛び出るほど高い。客は地元の常連から家族連れ、東京はじめ他地方からの客まで。だからこそ安心できる。
マウスを乗せると説明を表示します。