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140Bについて → 140Bとは

創業の地は大阪市北区中之島3-6-32のダイビル。

近代建築の傑作である「綿業会館」「商船三井ビル」などを手がけた渡辺節の設計で大正14年(1925)に竣工したこのビルの1階に2006年4月、会社の創業と同時に入居しました。

ダイビルのテナントは電力や船舶、貿易などの会社が主でしたが、2009年の取り壊しが決まっており、その時までの「期間限定」という形で、1階だけは建築やデザイン事務所、写真スタジオ、編集プロダクションなどが入居し、「ダイビル・クリエイティブ・スクエア」を形成していました。

人数や規模を考えると、当社が入居できる広さの部屋は「138号室」か「140B号室」。

「イヤミ」に通じる前者よりも(それはそれで面白かったかもしれないが)、「イチヨンマルビー」という音の響きが心地よいので迷わず後者を選びましたが、実はこの時点ではまだ社名は確定していませんでした。

この「140B号室」と出合ったのもご縁だし、何よりもダイビル開業当時の大正14年から、この部屋ではいろんなドラマが繰り広げられてきた。

140B号室で働いてきた先人の力も受け継ぐ、新しい出版の未来を創りたいと、社名も部屋番号と同じ「140B」とした訳です。

「人を (1)酔わせる (4)オモロい (0)本(BOOK=B)」と、こじつけられるのも気に入っています(笑)。