【新刊情報】『聞き手・西靖、道なき道をおもしろく。』

『聞き手・西靖、道なき道をおもしろく。』

定価:1,400円+税
判型:四六判・並製
頁数:264ページ
著者:西 靖/毎日放送
発刊:2016年4月4日

 

 

本書はMBSアナウンサー西靖さんのインタビュー集で、弊社刊行本では『辺境ラジオ』(内田樹・名越康文との共著/2012年9月)以来3年半ぶりの著書となります。

著者・西靖さん(MBS毎日放送)は「知性と歯切れの良さ」に「上機嫌さ」を兼ね備えたアナウンサーとして、性別を問わず幅広い年齢層に人気で、関西では「ちちんぷいぷい(月〜金曜14:00〜18:00)」や「VOICE(同18:15〜19:00)」でおなじみの顔です。

この本では、テレビやラジオの番組とは関係なく、西さんが「楽しそうに仕事をしている、気になる7人」の仕事場を訪ねて話を聞きました。お相手の7人とは

●谷尻誠(建築家)
●三島邦弘(編集者)
●堀木エリ子(和紙作家)
●tofubeats(ミュージシャン)
●髙橋拓児(京料理[木乃婦]三代目主人)
●横田響子(女性社長.net代表)
●デービッド・アトキンソン(観光立国提唱者)

20151226_0262いずれも、2013年の開業以来グランフロント大阪で毎年開催されている「うめきた未来会議MIQS」にプレゼンターとして登場した人たちで、「お膳立てされたコース」ではない、新しい世界を切り開いてきた人ばかり。共通するのは真剣に取り組んでいても「眉間にシワを寄せて」ではなく、どこか上機嫌さをもって事に当たっているところです。

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そのような人たちと西さんとの対話には、行間から「楽しそうな空気」が漂っているだけでなく、その仕事に関心のない人でも思わず膝を打ちたくなる、名言・至言が次々と登場します。

そのことを著者の西さんは、次のように語っています。

「彼ら7人との対談を1冊にまとめたら、いろんなジャンルの話が聞けると同時に、『おもしろく』生きている人はどんなことを考えているかということを教えてもらえる、たいへんお得な本になりました。(中略)将来について考える中高生には参考書として、仕事との向き合い方を考えてしまう中間管理職の方には目線を変えるヒントとして、十分に人生経験を積んだ方には、違う人生を仮想体験できる読み物として、楽しんでいただけることと思います」

表紙は、山崎豊子最後の2作品『運命の人』『約束の海』で挿絵を担当した下田昌克さんに、著者を含めて7人を線画で描き下ろしてもらいました。写真は『生きた建築 大阪』を担当した西岡潔さんが、仕事場の空気感も含めた7人と著者の表情を見事に切り取っています。

担当編集者として全対談に同席させてもらいましたが、とにかく話し手の7人がいずれも、西さんを前にすこぶる機嫌がよく話しておられたのが印象的で、それらは写真にも如実に表れています。

著者の西靖さんは、年末年始を挟んだ3週間で、番組の合間に7人を取材するというタイトなスケジュールの中、取材対象者の著書を読んで質問を熟考し、テレビと全く同じ声と笑顔で対談に臨んでいました。

西さん自身もまた、この7人と同様に「道なき道でもおもしろく」仕事に取り組むプロフェッショナルであることを感じさせてくれました。
西さんファンであるなしを超えて、ぜひご一読を。

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