大阪・京都・神戸 街をよく知るからこそできる出版物&オリジナルメディアづくり
【新刊情報】『ザ・古墳群』いよいよ発売!

『ザ・古墳群
〜百舌鳥と古市 全89基』

定価:本体1,500円+税
判型:A5判(ビニールカバー装)
頁数:224ページ(オールカラー)
発刊:2018年5月21日
協力:堺市、堺市博物館、藤井寺市、羽曳野市、
百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議

 

 

この本は、2017年に世界遺産登録国内推薦が決定した、大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」にある全89基の古墳と、地元の街を歩いて楽しめるガイドブックです。「学術書」でも「解説書」でもなく、それぞれに名前と歴史があり、かたちが違う89基の古墳を現地で見て、登って、体感して楽しむことが目的です。


89基の古墳には、「立入禁止」になっている天皇や皇后の「陵(みささぎ)」も10基以上ありますが、逆に墳丘に上がることができて、地元の「行楽地」になっている古墳もまた10基以上あります。またスーパーの裏手、学校の構内、工場の敷地内、高速道路の高架下、住宅のきわにもある古墳は、得も言われぬ不思議な光景を創り出していますが、それらをライヴな写真で紹介しています。百舌鳥(堺市)・古市(藤井寺市・羽曳野市)をそれぞれ6つのエリアに分けた詳細な地元マップとも掲載しており、使い勝手はバツグンです。

取材には、百舌鳥44基=橘泉さん(堺市博物館学芸員)、古市45基=山田幸弘さん(藤井寺市世界遺産登録推進室室長)という2人のエキスパートが同行しました。古墳のことを知らない読者にもわかるように懇切丁寧な読みやすい解説を掲載。さらには全古墳の「航空レーザー測量図」などの情報も掲載し、ダイナミックに古墳の魅力を体感することができます。

 

また、古墳と共に発展してきた地元の神社仏閣や教育文化施設、古墳の地元らしい店などもご紹介。現地で古墳を案内してくれる観光ボランティアガイドやレンタサイクル、空から古墳が見られる遊覧飛行、近ごろ話題の古墳イベントなどの情報もてんこ盛り。交通アクセスが便利な大阪近郊の住宅地でありながら歴史が深い、百舌鳥・古市という「街」を歩きたくなるガイドです!

 

Amazonでのご購入はこちら