担当/髙島幸次(大阪天満宮文化研究所所長・天神寄席プロデューサー)
2月25日(水)の「天神寄席」のゲストは、法学者の谷口真由美さんです。日曜朝のTV「サンデーモーニング」のコメンテーターとして、歯に衣着せぬコメントで私たちの溜飲を下げてくれる、あのヒョウ柄のおばちゃんです。

父親が近鉄ラグビー部の選手&コーチで、母もラグビー部独身寮の寮母だったため「家が花園ラグビー場」という少女時代を送る。協会からは手を引いたが、ラグビーやラガーマンに対する愛情は変わらない。心が熱く、華のある人
谷口さんは、今回で3回目のご登場です。
1回目は2018年11月、テーマは「嫉妬・悋気・焼餅」、2回目は2022年12月、テーマは「婦唱夫随」でした(「夫唱婦随」の間違いではありませんよ)。
そして、今回のタイトルは、「嫌われもんやねん!」です。このタイトルでは、まるでゲストの谷口さんが嫌われ者のように受け取られてしまうかもしれませんが、はい、実はそうなんです。
あの、あのですね、たまたま何人かでお酒を呑んでいたときに、谷口さんが「わたし、嫌われもんやからね」とつぶやかれたのです。耳ざとい高島はそれを聞き逃さなかった。それなら、天神寄席のゲストにお招きして、その原因を探ろうではないかと考えたのです。
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数年前に、谷口さんは日本ラグビーフットボール協会理事としてプロリーグの発足に尽力されながら、理事を解任されました。まだ記憶に新しいことですが、あれも協会内における本質的な意見の対立というよりは、男社会が「物言う女」を嫌った結果でしかなかったのでしょう(谷口真由美『おっさんの掟―「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」―』小学館新書)。
女か男かに二分するのではなく、人それぞれの性を認め合いましょうという時代なのに、古い男性社会が「好きな女」と「嫌いな女」に二分するのなら、谷口さんは嫌われて良かったと思います。
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昨今の日本は、いや世界は、敵か味方か、好きか嫌いかの二項対立ですべてを解決し納得しようとする傾向が強くなっています。グラデーションの否定です。25日の鼎談(谷口・髙島・桂春若)では、その辺りの世相も踏まえながら、谷口さんの本音を引き出したいと企んでいます。お楽しみに。
お申し込みはこちら→ https://nakanoshima-daigaku.net/seminar/article/p20260225






