車道と歩道の境も重厚な石の手すり。
照明灯の台座にも装飾が施されている。
照明灯はのちに復元されたもの。
現在の高欄はリニューアルされたものだが、市章の「みおつくし」をモチーフにしたデザインは踏襲されている。
桁下の構造は当初のデザインを変えないよう、1975年に大規模な工事で合成桁に架け替えられた。
バラ園へと降りるまるで舞台のような石階段。
設計は生駒ビルヂングなどを手がけた宗設計事務所の宗兵蔵。
「ライオン橋」といわれる所以。橋の四隅の親柱に鎮座する阿吽のライオン像。
彫刻家・天岡均一の作品で花崗岩製。なぜか神社の狛犬とは阿吽が逆に配置されている。
難波橋の格調を一段と高める橋頭堡。建築の古典様式を模した三角屋根のペディメントの下に、やはり市章の「みおつくし」が飾られている。