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【新刊情報】『いっとかなあかん神戸』

定価:1,300円+税

判型:A5判ソフトカバー無線とじ

頁数:オールカラー192ページ

著者:江弘毅

発刊:2017年8月7日

 

 

本年3月7日(火)に発売、店好き街好きに支持されて10日で重版となった『いっとかなあかん店 大阪』に続く第2弾は、著者の地元・神戸が舞台です。

開港150周年を迎えるミナト神戸。いち早く居領地に住んだ外国人によってもたらされた、洋食に中国料理、インド料理、珈琲専門店、バーなど。神戸の名店からは、明治から平成へと続く「時間の流れ」や系譜が見えます。

また、神戸は国内屈指の「超良質食材の供給地」。瀬戸内の魚と神戸牛、地元の野菜がもたらすご馳走は、鮨、焼肉、ホルモン、お好み焼、餃子、豚まん、玉子焼、貝料理……とこれまた独特かつ多彩で、文字通りネタが満載の街です。

著者の江弘毅は、1958年大阪府岸和田市出身で、神戸大学農学部在学中から神戸に移り住み、今日に至っています。雑誌『Meets Regional』編集長(1993〜2005年)時代に阪神淡路大震災を経験し、街を愛する編集者として、被災者の一人として神戸の復興を応援してきました。

神戸の街に対する思いや取材(というより、店と共有した時間)の深さは、各店の原稿に表れていますが、なかでも洋食の系譜をたどったコラム「それは147年前に始まった」は「神戸の近〜現代食文化史」とも言える力作で必読です。写真の95%以上を著者が撮影しているのも、見どころのひとつです。

巻末のK氏との対談「いっとかなあかんかった店」は[ダニー・ボーイ][キングスアームス]などのファンにとってはたまらない一文でしょう。

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神戸にしむら珈琲店で発刊記念トークイベントを開催!

8月26日(土)に、この本にも登場していただいた[神戸にしむら珈琲店]中山手本店3階にて、著者の江弘毅がトークイベントを行います。共に登壇するのは、この7月に『大阪(+神戸&京都)ソースダイバー』(ブリコルール・パブリッシング)を上梓した、堀埜浩二さんと曽束政昭さんのおふたり。30年にわたって読者に街と店の魅力を伝え続けてきた3人のとっておきの話を、おいしいコーヒーを飲みながらお楽しみください。

イベントの詳細や申込み方法はこちら(別窓でチラシをご覧いただけます)