大阪・京都・神戸 街をよく知るからこそできる出版物&オリジナルメディアづくり

140Bについて → スタッフ紹介

江 弘毅(総監督/取締役編集責任者)

ko@140b.jp

 雑誌『Meets Regional』を立ち上げた、関西を代表する名物編集者として知られる。2006年から現職。2017年4月から神戸松蔭女子学院大学特任教授。近畿大学、神戸女学院大学などでも非常勤講師を務める。最近は書き手として注目を集め、2018年1月現在、著書(単著)は以下の通り

●岸和田だんじり祭 だんじり若頭日記(2005年・晶文社)

●「街的」ということ―お好み焼き屋は街の学校だ(2006年・講談社現代新書)

●街場の大阪論(2009年・バジリコ/2010年・新潮文庫)

●ミーツへの道(2010年・本の雑誌社)

●うまいもん屋からの大阪論(2011年・NHK出版新書)

●飲み食い世界一の大阪 そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの(2012年・ミシマ社)

●有次と庖丁(2014年・新潮社)

●K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます(2015年・ミシマ社)

●濃い味、うす味、街のあじ。(2016年・140B)

●いっとかなあかん店 大阪(2017年・140B)

●いっとかなあかん神戸(2017年・140B)

ほか、編著として

●店のネタ本(2006年・マガジンハウス)

●岸和田だんじり讀本(2007年・ブレーンセンター)

また、作家・津村記久子さんとの共著に

●大阪的(2017年・ミシマ社)

がある。

 毎日新聞(大阪本社版)夕刊の「濃い味、うす味、街のあじ。」(月1回)ほか、『dancyu』『料理通信』『あまから手帖』『本の雑誌』などの雑誌や『ミシマガジン』『住ムフムラボ』『dressing』などのWEB媒体に寄稿している。料理も得意で、匿名だが彼の作った「おつまみ」が某社のサイトに月2回アップされる。

 生まれ育った街・岸和田のだんじり祭にかかわること半世紀を超え、そのせいか地声の大きさもF1クラス。彼が自分の机で電話をしている時は、別テーブルの打ち合わせも聞こえなくなることが多い。また、彼にだんじりの話を振ってしまったが最後、2時間は帰れなくなること必至だと思って間違いない。

◎著作一覧はこちら

石原 卓(助監督/取締役企画責任者)

ishihara@140b.jp

 140Bという社名は創業の地である中之島3丁目にあったダイビル(1925年竣工)の「140B号室」にちなんだものだが、その部屋にいざなった張本人で、東京・名古屋にも支社を持つ編集プロダクション「クエストルーム株式会社」の代表取締役でもある。

 この業界の「うさん臭さ」や「しんどさ」を承知しつつも、その中から「面白いもの」「光るもの」を掬い取る情熱とセンスに溢れている。公私さまざまな人間関係のピースを一つの仕事にあてはめていく力、ブランドの「価値」を作り上げる力は、表看板の江に対して、140Bの「裏看板」とも言える。ナカノシマ大学名物の「大学芋」の発案者であり、勝手にナカノシマ大学校歌も作ってしまった。

 社長業の傍ら、編集者、バーの店主、マジシャン、ミュージシャン、小説執筆、役者……をこなす。これらは彼にとって単なる「仕事」でも「趣味」でもない。何か(誰か)にウケる事を考えるのは、すべて彼の性(さが)と言える。みんなが予想もつかないネタやアイデアを出してくる時の表情は、マジシャンネーム「東天ポール」の顔となるのだが、意外とシャイにして気弱。および引っ込み思案かつ内弁慶なのは、船場の血をひく"ぼんち"気質ゆえ、暖かく接していただきたい。

松本 創(記者・編集者)

hajimu@140b.jp

 元神戸新聞記者。時事ネタだろうが、サブカルだろうか、店やメシの話だろうが、きちんと人の話を聞き、調べるべきは調べ、「物語」を拾い出して伝える、ということを信条としている。2018年1月時点での著書は以下の通り

●ふたつの震災[1.17]の神戸から[3.11]の東北へ(2012年・講談社※西岡研介氏との共著)

●日本人のひたむきな生き方(2015年・講談社)

誰が「橋下徹」をつくったか-大阪都構想とメディアの迷走(2015年・140B)※2016年日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞

軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い(2018年・東洋経済新報社)※最新刊

 2008年から現在も続いている『月刊島民』では発刊から主要な書き手でもあり、それとリンクした「ナカノシマ大学」は彼の発案で2009年にはじまった。また尼崎南部のフリーペーパー『南部再生』を企画・編集・執筆。寝起き・飲み食い・育児の場である神戸市灘区の水道筋界隈をこよなく愛し、ご当地の“naddist”慈憲一氏、盟友の西岡研介氏と共にさまざまな街の企画に関わる。ソウルやR&B、ゴスペルを常食するブラックミュージックファンであり、ソウルシンガー「MJ」の名でたまにステージにも立つ。

 連載では、『Meets Regional』で100回を超えるコラム「松本創のニュースななめ読みのススメ」がある。また140BのHPで、東日本大震災で被害を受けた東北地方(太平洋側)の豊かな食文化を紹介する「みちのくフード記」を連載中。次の原稿が待たれる。

平井 和哉(記者・編集者)

hirai@140b.jp

タウン誌のカルチャーを全国的にリードした徳島の『あわわ』で鍛えたキャリアで、「取材・執筆・編集・デザイン・営業そしてお金の計算」までソツなくこなす貴重なオールラウンドプレーヤー(少年時代にイチローと同じバッティングセンターで鍛えた賜物か!?)として'09年春より140Bに登場。

人当たり抜群の甘いマスクの割に、自称「極端な人見知り」、でも「人物ルポが得意」となかなか一筋縄ではいかない。「一日二杯の」(?阿久悠)どころか「1日3〜4合」が日課の大酒飲み。野球、サッカー、ラグビー、駅伝、プロレス観戦と商店街散策が好きなこの男に、読めばほろ酔い気分が増すようなルポ本をつくってほしいものである。

大迫 力(編集者・記者)

osako@140b.jp

 学生時代、京都の神社仏閣で観光客にガイドするサークルに従事していたこともあり、大の歴史好き。「ダイハクリョク」と読める名前で「つかみ」をつくり、「気さくな尼崎(アマ)のお兄さん」の顔でコミュニケーションを深め、記事で信頼を得る……という3段ロケット芸を武器に、2018年に10周年を迎えるフリーマガジン『月刊島民 中之島』を第1号から編集。翌年からはナカノシマ大学を企画・運営、2014年からは天満天神繁昌亭の「天神寄席」をサポート……と地元のネットワークを着実に広げつつ、誌面やイベントに生かす。2016年秋から『月刊島民』編集発行人。

 書籍も『内田樹による内田樹』をはじめ、島民やナカノシマ大学から生まれた『おせっかい教育論』『大阪の神さん仏さん』『辺境ラジオ』『大阪名所図解』『生きた建築 大阪』『すごいぞ! 私鉄王国・関西』『古地図で歩く大阪 ザ・ベスト10』『上方落語史観』などをコンスタントに編集。重版率5割以上は、ステフィン・カリーの3ポイントシュートの成功率より高い。

 当社には数少ないパパの一人。長男の央(よう)くんが80歳を超えたら22世紀がやって来ることを考えると、「未来」というものはそんなに遠くないのだと思える。

青木 雅幸(販売隊長)

aoki@140b.jp

 編集プロダクション&書き手集団であった140Bが取次口座を取得して出版社となった裏には、販売隊長アオキの暗躍があった。

 140Bが「出版物の販売でメシが食える」ようになるためのハードルをどうやって越えるか、を着々と考えつつ、販売と経理業務の合間に自分にしか作れない本も世に出そうと長年親交のあったエッセイストの入江敦彦氏から140Bホームページへの連載を奪取、2018年1月の発売の『京都喰らい』に結実させた。専属の販売隊員はまだいない。「えらい長い一人旅なってきたやんか」(本人談)。

 私生活ではこっそりと阪神タイガースを横目で眺め、イングランド・プレミアリーグの「アーセナル」を静かに愛するサポーター。サッカー観戦のためだけにロンドンに出かけ現地サポから「クレイジー」と称賛される。

道田 惠理子(編集者・社内総務全般)

michida@140b.jp

 某国立大医学部の秘書を務めた「北摂のお嬢」的柔らかな物腰で場の空気を着実に支配し、商品づくりの思想そのものに決定的影響力を与える「ミチダ姐さん」。ある時は書店や直販先を回る販売隊員に、ある時は机にかじりついて請求書を発行する総務に、またあるときは入稿に追われる編集者に……と多羅尾伴内、いやキューティーハニー張りの(笑)七変化を見せる。

 フェンディを身にまとって取材や営業に行く旺盛かつ快活な消費行動で常に日本経済をリードする者の矜持が、読者不在で作られる「財布を開けるに値しない商品」「リアリティの感じられない商品」の存在を許さない。将来をアレコレ悲観するよりも日々明るく生きねば人生損だという、明快なメッセージを周囲に送り続ける140Bの「影のイデオローグ」的存在。

 商品づくりの過程で「ミチダ姐さんの祝福があるかどうか」をクリアせねば、絶対にヒットしないといっても過言ではない。2018年は彼女が編集を担当する書籍が世に出る。

中島 淳(制作統括/代表取締役出版責任者)

「目の前で読者が嬉々として自社本を買っていく」現場も、「販売トークが空回りしてお客が素通りする」現場も両方味わってきた人間として、タイトルの切れ、企画の唯一無二さ、テキストの読みやすさ、パッケージのときめき感など答えのない問いの多くが頭の中を占める。

 140Bの事務所で最も大きな存在感を示す巨大白板は、「必殺のタイトル考案」のために用意されたもの。自分がそれを着地させたいという快感だけでなく、最近は人がつくったタイトルの中から「コレや!」を見いだす快感にも目覚めた。タイトルのことを考えれば考えるほど川内康範や永六輔、阿久悠、山上路夫、なかにし礼、岩谷時子、安井かずみなど大作詞家に対するリスペクトが深まる。

 零細企業の代表としては、「収支が黒字になる」ことも「入金がドッとある」ことも嬉しいが、それ以上の愉しみは「タイトルが新月面宙返り(このネーミングも素晴らしい)的着地で決まる」「信頼するスタッフと新しい仕事が出来る」こと。還暦を過ぎ、死ぬまでに何回、自社本が目の前でバカスカ売れてくれる至福が味わえるだろうか……。