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『ブラック・ジャックは遠かった』発売記念トーク&サイン会を開催!

2013年2月20日 水曜日

新刊『ブラック・ジャックは遠かった 阪大医学生ふらふら青春記』の発売を記念して、著者の久坂部羊さんのトーク&サイン会を開催が決定しました!

副題にちなんで、トークショーのタイトルは「あの頃、ふらふらしてました(苦笑)」。2回にわたって、久坂部さんとゲストの方に学生時代をふり返るトークをしてもらいます。

 

ゲストはなんとも豪華です。1人目は、浪曲師として大活躍中の春野恵子さん。ご存じの方も多いと思いますが、恵子さんは東京大学卒業。どんな学生時代を送られたのか、とても気になるところ。久坂部さんの小説のファンでもあるとのことで、盛り上がること必至です。

そしてもう1人は、ABCテレビの報道番組「キャスト」のコメンテーターとしてもおなじみ、中島岳志さんです。新進気鋭の政治学者で、各方面からも引っ張りだこの中島さんは、京都大学大学院時代にインドに滞在するなど、机の上での「勉強」以外にもたくさんの時間を過ごされました。そのあたりは久坂部さんとも話が合うはずです。

今回は本を買った方だけでなく、1,500円の入場料(ワンドリンク付き!)で参加できます。ですので、両方参加したいという方も大歓迎です。もちろん本は会場で販売しています。※月刊島民3月号でも告知していますが、イベントまで日があまりないので、一足先に申し込みを始めます。

☆お申し込みはナカノシマ大学のホームページからどうぞ。

【新刊情報】久坂部羊さん『ブラック・ジャックは遠かった』発売!

2013年2月19日 火曜日

月刊島民の大人気連載、久坂部羊さんの「中之島ふらふら青春記」が、いよいよ単行本として発売! 全40話に加えて、ナカノシマ大学で行われた読書会のトーク内容や、なんと久坂部さん直筆の中之島マップも収録し、よりいっそう読み応えもアップしています。

ブラック・ジャックは遠かった

〜阪大医学生ふらふら青春記〜

久坂部 羊

定価:1,470円(税込)
判型:46判・並製
頁数:296ページ
装丁:山﨑慎太郎
発刊:2013年2月20日

学生運動はすっかり終わり、バブル景気は夜明け前、 昭和50年代の大学キャンパスには、自由でゆる〜い雰囲気が流れていた。

一浪の末に名門・大阪大学医学部に合格した久坂部青年だったが、 猛勉強の反動か、入学後は遊んでばかりですっかり落ちこぼれに。 授業はサボリ、試験はカンニング、暇さえあれば旅に出て、 将来は医者よりも作家になりたかった。

アホで夢見がちで貧乏で、でも純粋で根拠のない希望に満ちていた学生時代。 今や絶滅した「昭和の医学生」だった、久坂部羊の青春回想記!

アマゾンでのご購入はこちらから。

くさかべ・よう  1955年大阪生まれ。大阪大学医学部卒業。外科医、麻酔科医、パプア・ニューギニアなどの在外公館での医務官を経験。2003年『廃用身』(幻冬舎)で作家デビュー。以後、現代医療の問題を鋭く指摘し、生きることや死ぬことの意味を問う作品を発表し続けている。著書に『神の手』(幻冬舎文庫)、『糾弾——まず石を投げよ』(朝日文庫)、『思い通りの死に方』(中村仁一との共著・幻冬舎新書)、『モーツァルトとレクター博士の医学講座』(講談社)などがある。

☆イベントなどの情報も随時更新していきます!

(2013.4.10更新)

◎週刊現代の書評で取り上げていただきました!

4月1日に発売された週刊現代の書評欄に掲載されました。内容はこちらでご覧ください。

(2013.3.22更新)

◎春野恵子さんとのトークショーを開催しました!

発売記念イベント第1弾、春野恵子さんとのトークショーの様子はこちら

(2013.2.20更新)

◎発売記念サイン会&トークショーの開催決定!

ゲストに春野恵子さん、中島岳志さんをお招きして、「学生時代」をテーマにしたトーク&サイン会を開催します。詳細はこちら

重版決定! 江 弘毅『飲み食い世界一の大阪』関連情報

2013年2月12日 火曜日

江弘毅の新刊『飲み食い世界一の大阪 〜そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの〜』がミシマ社から発売されました。ここでは、書籍の情報やこれから続々と行われる出版記念イベントの情報などをアップしていきます。

 

飲み食い世界一の大阪
〜そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの〜

定価:1,680円(税込)
判型:46判並製
頁数:272ページ
装丁:矢萩多聞
発刊:2012年12月15日
「『人より損をしたくない』などと考えていては、結局ロクでもないもんしか口にできない」。街場の男・江弘毅の至言が、現代日本を駆け抜ける!
「たとえハンサムであろうと、稼ぎが良かろうと、いい店を知らない男には娘を嫁に出してはいけない」「街の景色が変わるごとにお好み焼きが変わる」「街を舐めるな」……。
「世界一うまいものがうまいように食える街」大阪、そことはちょっと違う京都と神戸。三都の「街的」を語り放った、極上の21篇。 (ミシマ社HPより)

 

【発売記念イベント情報】 ※随時更新します。

「江弘毅の言いっぱなし 五都巡業」は終了致しました。

お越し下さったみなさま、どうもありがとうございました!

《第5弾・最終回》江 弘毅 × 西岡研介

とことん神戸の、甘く危険な話

2013年2月10日(土)14:00〜 ※終了しました

  • 会場:海文堂書店 2F ギャラリースペース
  • 定員 : 50名(申し込み先着順)
  • 参加費:1,000円
  • 電話またはメールにてご予約ください
  • 予約・問い合わせ先:海文堂書店  TEL078-331-6501 / books@kaibundo.co.jp
  • イベント情報・詳細はこちらへ

お相手/西岡研介さん(フリーランスライター・ジャーナリスト)

イベントの最終回の舞台は神戸。大阪や岸和田のイメージが強い江ですが、今住んでいるのは神戸。元町商店街にある街の本好きに愛される海文堂書店で、フリーランスライターの西岡研介さんと神戸の店について語り合います。西岡さんも現在は神戸在住。この2人の組み合わせで神戸の街や店を語るというのは、なかなかないレアな機会です。『噂の眞相』などで“トップ屋”として活躍された西岡さんが、トークショーではどんな切り込み方を見せるのでしょうか。発売記念イベントは神戸でのこの会が最後となりますので、どうぞお見逃し無きように!

 

《第4弾》江 弘毅 × バッキー井上

「飲み食い世界一の大阪? いや、京都やろ?

(おまえが店知らんだけちゃうか)」

2013年2月2日(土)14:00〜 ※終了しました

  • 会場:大垣書店四条店 特設会場
  • 定員 : 50名(申し込み先着順)
  • 書籍を購入また予約した人に整理券を配布。電話でも予約できます。
  • お問い合わせ:大垣書店四条店 TEL075-253-0111
  • イベント情報・詳細はこちらへ

お相手/バッキー井上さん([錦・高倉屋]店主/酒場ライター)


画家、踊り子などという真剣なのか遊びなのかわからない謎の経歴を経て、現在は錦市場にて漬物店[錦・高倉屋]を営む。そのかたわら、日本初かつ唯一の酒場ライターと称して雑誌『ミーツ・リージョナル』などに京都の街・人・店についての名文を数多く残す。ミーツの編集長を務めていた江弘毅とは30年来の付き合いがある。著書には幻の名作『行きがかりじょう』(百錬文庫)、『京都 店 特撰―たとえあなたが行かなくとも店の明かりは灯ってる。』(140B)がある。

 

《第3弾》江 弘毅 × 平川 克美

「東京・大阪 街場語り〜街の小商いとうまいもの屋」

2013年1月18日(金)20:00〜 ※終了しました

お相手/平川克美さん(リナックスカフェ代表取締役)

第3回目はいよいよ東京進出! 『小商いのすすめ』(ミシマ社)でおなじみの平川克美さんがトークのお相手です。平川さんは「人は何を喰って生きるのか。旨いもんか。高いもんか。『飲み食い世界一の大阪』(ミシマ社)の著者、江弘毅は心意気を喰って生きている。心意気には値札がついていない。その価値をしっているものだけが身銭を支払う」と、ツイッターでこの本を絶賛。「小商い」「脱・消費者目線」をキーワードに東京と大阪の店の違いや共通点が語られることでしょう。在東京の大阪(関西)出身のみなさん、結集を!

《第2弾》2013年1月11日(金)19:00〜 ※終了しました

  • 会場:ジュンク堂書店大阪本店 3階喫茶コーナー
  • 定員 : 40名(申し込み先着順)
  • 対象書籍をお買い上げ、またはご予約の方に整理券を配付。電話での予約もできます。
  • お問い合わせ:ジュンク堂書店大阪本店 TEL06-4799-1090
  • イベント情報・詳細はこちらへ

お相手/仲野 徹さん(大阪大学大学院医学系研究科・病理学・教授)


第2回目となるトークのお相手は、ノンフィクション紹介サイト「HONZ」のレビュアーとしても活躍する、人呼んで「世界一おもろい細胞学者」の仲野徹さん。大阪・千林のご出身とあって、「下町トーク」が炸裂するのか? 大の店好き・うまいもん好きとしても知られる仲野さんとのトークは、盛り上がること間違いなし!

 

 

《第1弾》2012年12月15日(土)※終了しました

お相手/森本 徹さん(ハワイアンCDショップ&バー The MELODY店主)

70年代から雑誌「popeye」の連載などで、大阪・心斎橋から「シティ・ミュージック」評を送り続け、音楽を通じて街を見続けてきた森本さんと、大阪(中でもミナミ)の魅力を語りつくします。

 

 

 

ナカノシマ大学2月講座[キング・オブ・キングス]道案内

2013年2月4日 月曜日

2月21日(木)に行われるナカノシマ大学2月講座「ちゃんとした店ってなんや?会議」の会場は、大阪駅前第1ビルの地下1階にある喫茶[キング・オブ・キングス]。店がたくさん並ぶフロアの一角なので、ちょっとわかりにくいのではと思い、道案内を致します。最寄り駅の地下鉄西梅田からの道案内です。

西梅田駅の南側改札(なんば方面に近い方です)を出ると、すぐ左手(東側)に大阪駅前第1ビルの入口があります。

エスカレーターもしくは階段で、地下1階に上がってください。

地下1階に上がったら、スロット屋の前を通って奥へと進みます。

エレベーターホールを過ぎたところで左へ。

するとそこはもう[キング・オブ・キングス]です。

スタッフも誘導するようにしますが、ぜひご参考にして下さい! みなさんのお越しをお待ちしています。

西靖さんが語る『辺境ラジオ』と本の思い出

2012年12月5日 水曜日

9月に発売された『辺境ラジオ』の著者の一人である、毎日放送アナウンサーの西靖さんが、ミシマ社のウェブサイトのインタビューに登場しています。

このインタビューは「本屋さんと私」というタイトルで、今回でもう69回! 本好きを一人でも増やそうというミシマ社ならではの試みの一つで、同じ出版社として頭が下がる思いです。

さて、そんな中での西さんのインタビュー。

「そういえば、本屋でバイトしてた。いま思い出しましたけど」など、日頃はあまり聞けない小さい頃のお話しなどが読めて、とても面白いです。西さんが子供の頃に愛読していた本とは? 本を買ってもらう時の“条件”とは? 本を読む時のクセとは? ファンの人にとってはレアだし、本好きの人なら「あるある」とか「そうそう、私も同じ」とか、共感できるエピソードも多いのでは。


また、『辺境ラジオ』への思いも。「ラジオって本にしやすいと思うんです。テレビは本にしにくい。映像が邪魔します。今回、『辺境ラジオ』を本にしていただいたのはありがたかったし、嬉しかった」など、初めて聞く話もあって、自分たちが版元であるにもかかわらず、感動してしまいました。ありがとうございます。

 

しかも、なんとまだまだ続編があるとのこと。嬉しい限りです。読者のみなさんと一緒に140Bも、更新を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

 

本の「届け方」〜ナカノシマ大学 大阪天満宮ツアーを終えて

2012年11月26日 月曜日

大阪天満宮で行われた、ナカノシマ大学のツアー。

昨日はナカノシマ大学11月講座「大阪の神さん仏さんを歩く〔神さん編〕」が行われた。大阪天満宮を舞台に、天神祭や大阪天満宮研究のエキスパート中のエキスパートである高島幸次先生の講義と、「七不思議ツアー」と題した境内案内ツアーがセットになっている講座で、これはなかなか豪華なツアーである。月刊島民の読者もさすがにそこのところはよく理解しておられ、受講の申し込みが始まるやあっという間に定員に達し、急きょ定員を増やすほどの人気。3連休の最終日ということで歩留まりを心配したが(料金後払いのため、申し込んでも来ない人がけっこういる)、それも杞憂。大盛況のうちに終了した。

というような手前味噌な話はほどほどにして、ちょっと面白い現象があって、現在の出版界の状況をよく表している気がしたので、まとめてみることにする。

今回の講座では、いつもと違って料金を2パターン設定した。受講料は2,000円だが、講座名からわかるように『大阪の神さん仏さん』のスピンオフ企画でもあるので、本が売れるようにと「本付きチケット」というのを用意したのだ。本付きチケットは2,500円。本が税抜き1,500円なので、受講料が1,000円、要するに通常の半額になるような形だ。販売担当の青木や高島先生と相談していると、「きっと本を買って読んで来る人が多いだろう」という声が強く、それならばとまだ買っていない人の背中を押すために考えたのだった。

ナカノシマ大学のメインの告知媒体である月刊島民でも、これまで何度も本の紹介はしている。この本付きチケットも、少しでも多くの人に買ってもらおうという、あくまでも「新しい読者の開拓」的な意味合いの強いものだった。ところが、申し込みが始まってみると、この予想は見事に外れた。

販売用の本をどれくらい持って行けばよいか読めるように、申し込み時にチケットのみか、本付きチケットかをチェックしてもらうようにしたのだが、申し込んだ人のうち約7割が本付きチケットを希望したのである。

もちろんこれは嬉しい誤算。中にはチケットのみで申し込んでいたが、当日になって「やっぱり本がほしい」という人もけっこういた。『大阪の神さん仏さん』は、その元になった高島先生と釈徹宗先生との対談講座時からのリピーターも多かった。だから、今回の参加者もそうした「常連さん」ばかりで、本もそうたくさん売れないのではと思っていたので、これは本当に嬉しかった。この日の売り上げはなんと40冊!

熱心にガイドの話を聞く受講生たち。やっぱり「ライブ」は強い。

…と、ここで話を終えてしまうと、「ふーん。良かったね」というだけの話である。実は肝心なのはこの先で、「これからの本の売り方」について、とても学ぶことが多いと感じたのだ。

というのも、よく思い出してみると、ナカノシマ大学受講生というのはほぼイコールで「月刊島民読者」である。であれば、今回我々の予想に反して本付きチケットを買って下さったのも、月刊島民の読者であり、ナカノシマ大学のファンの人たちである。これをどう捉えるか? つまり、それだけ月刊島民やナカノシマ大学がやっていることに興味関心を示し、面白いと感じてくれている人たち、もっと言えば140Bのファンであろう人たちでも、まだ本を買っていなかった人が大勢いたということになる。これってけっこう大事なことを含んでいるのではないだろうか?

当然、値段が安いというメリットは大きいだろう。講座が聴けて、ツアーに参加できて、本も付いてきて2,500円なら、「むっちゃお得やんか」である。実際、参加して下さった某自治体職員の方と話していたところ、「やっぱり安いですよ。もちろん本はもう持ってますから買うのは2冊目です。知り合いの方にあげようと思って」とのこと。だから料金的な「値頃感」みたいなものが強く作用したことも考えられる。

ただ、やっているこちらとしては、「こういう風な機会を作っていかないと、今や本はなかなか売れない」という実感もまたそれ以上に強い。「面白い本ですよ」ということを、あの手この手で具体的にわかりやすく提示していかないと、振り向いてはくれない。書店に並べてもらっているだけでは思うように売れないことは、出版に関わる方なら誰でも痛感しているところだろう。念のために言っておくが、なにも「書店があかん」ということではない。売れないとかなんとか言っているばかりではなく、工夫の余地はいくらでもありますよ、ということ。今回のような講座だって、当然、書店さんとの連携も考えているところだ。

高島幸次先生も、ガイドに加わって下さった。

シビアな状況と言えば確かにそうだが、逆に言えば、〔きっかけ〕さえつくってあげれば、どんどん売り伸ばせるチャンスがあるとも考えられる。そしてその〔きっかけ〕となるイベントを、また次の出版へとつなげていくわけだ。

ナカノシマ大学以外でも、講演会などに出張販売へ行くと、「あ、こんな本出てたのね」と言って買って下さる人も多い。ありがたいことではあるのだが、その様子が「買おうと思ってた」というより、純粋に「知らなかったわ」という印象で、講演会に参加するようなタイプの人であっても、講演者の書いた本についてよく知っているわけではないのだなと思ったりした。

こんな風に「読者に出会う」ことの難しさと大切さを知ると、良い本を作ることと同時に、それを読者に(比喩的な意味でなく)「届ける」ところまでが出版社の仕事なのだとあらためて感じる。そして、小さな出版社というのはそういう動きがしやすいのでは、とも思うのだった。

 

【追記あり】『大阪の神さん仏さん』書評まとめ!

2012年11月7日 水曜日


先日、朝日新聞の書評欄で取り上げてもらって以来、たくさんの注文をいただいている『大阪の神さん仏さん』。書評を書いてくれた中島岳志さんもびっくりしているように、実は大阪は知られざる濃密な歴史を持つ宗教都市でした。これまでに大きく取り上げていただいた書評でも、やはり「大阪にこんなお寺や神社があったのか」と驚く声が多いです。というわけで、書評をまとめてみました。 ※クリックしていくと、写真が大きくなって記事を読むことができます。

こちらは9月26日の毎日新聞の夕刊。「ワイド」というだけあって、なんといってもデカい!! 本をきっちりと読んで、釈先生・高島先生それぞれに交互にインタビュー。写真も2人揃って大阪天満宮の境内で撮っていただき、とても丁寧な誌面となっています。記者の松井さん、どうもありがとうございます。

 

続いてこちらは『Meets Regional』の2012年11月号(発売は10月1日でした)。書評家の永江朗さんの長寿連載「本の向こう側」にて、メインで扱ってくださいました。「大阪も京都に負けず劣らずの宗教都市なのでびっくりした。知らなかった」と、やはり永江さんも驚きの声。「神社については髙島が、お寺については釈が。それぞれ相手を聞き手にレクチャーするという趣向である。わかりやすくておもしろい」とお誉めの言葉もいただいております。

そして最後は一番最近の朝日新聞の書評。評者が大阪生まれの中島岳志さんというのも嬉しいところです。「大阪人の気質に宗教的基層を見出す議論は、ユニークかつスリリング。目から鱗の一冊だ」と。博覧強記の中島さんの目からウロコを落とすというのは、なかなかできることではありません。それくらい、新鮮な驚きをもって読んでくださったと思うとまた嬉しくなりますね。

(追加!)このブログをアップしたすぐ後に、今度は「中外日報」で書評を掲載していただきました。釈先生曰く「宗教業界紙の雄」に取り上げていただけるとは光栄です! 硬派な書き方なのも専門紙らしい感じがしますね。

書評と一緒にぜひ『大阪の神さん仏さん』を楽しんで読んでください!

 

『辺境ラジオ』トーク&サイン会を開催しました!

2012年11月1日 木曜日

発売して10日で重版が決定した、大人気の『辺境ラジオ』のトーク&サイン会が、10月31日(水)スタンダードブックストア@心斎橋にて開催されました。大勢のファンでかなりの盛り上がりを見せたイベントの模様を写真でご紹介していきます。残念ながら参加できなかったという方、当日の熱い空気を少しでも感じてみて下さい!

 

お店が大々的にプッシュして下さったようで、なんと250名近くのお申し込みがあったそう。開場してすぐに、お客さんが詰めかけてきます。
 

 

ちなみに、店内へと向かう階段はこんな状態。早くから並んでくださってありがとうございます。

 

内田樹先生、名越康文先生、西靖アナウンサーが登場して、いよいよトークがスタート。書店でのイベントというのはたくさんあると思いますが、コンサートみたいにスクリーンでリアルタイム中継するって、なかなかないのでは!?

 

3人の後ろから見るとこんな感じ。すごい人です!
 

 

会場の後ろからの風景。立ち見の方もかなりいらっしゃいました。スクリーンがあって良かったです。

 

トークが終了すると、3人揃ってお見送り。ほんとうに読者の人たちにやさしいみなさんです。

 

そして、サイン会。申し込み先着順で、50名様限定のサイン会となりました。この3人のサインが揃うというのは、かなりレアですよ。サインをもらえなかったという方、ごめんなさい!
 

 

というわけで、大盛況の内に終了。内田先生、名越先生、西さん、そしてお越しいただいた大勢のみなさん、どうもありがとうございました!

内田樹×名越康文×西 靖『辺境ラジオ』

2012年9月13日 木曜日

毎日放送ラジオで深夜に不定期で放送されている「辺境ラジオ」。アメリカや中国ではなく日本、東京ではなく大阪、テレビではなくラジオ、ゴールデンタイムではなく深夜…という、「辺境」だからこそ見えるニュースの見方を考える人気番組がついに単行本になりました。

辺境ラジオ

内田 樹×名越康文×西 靖

定価:1,525円(税込)
判型:46判・並製
頁数:384ページ
装丁:田中直美
発刊:2012年9月13日

2010年11月から密かに始まったこの番組、当初は三面記事や社会問題を語る内容だったものの、第3回目(3月6日)の放送直後に東日本大震災が起こってからは、「震災後の世界をどう生きるか?」がメインテーマに。リスナーから寄せられる、これからの生き方に関わる質問にも、丁寧に答えが提示されていきます。その意味では、2010年から2012年にかけて、日本がどのように変わったのかの記録でもあるわけです。

内田樹先生のシャープでクリアな分析、名越康文先生の愛のあるメッセージ、そして両先生とリスナーとを絶妙につないでくれる西靖アナウンサーの言葉。時事問題を分析する本としても、機嫌よく生きるための処方箋としても読める1冊です!

◎『辺境ラジオ』のPOPができました!

こちらから自由にダウンロードしてお使い下さい

「ラジオが本になった」だけではない、特典いろいろ。

【特典1】茂木健一郎×内田樹×西靖「おせっかいアハッ!ラジオ」

2011年9月に生放送でオンエアされた、豪華メンバーによるラジオも一緒に収録。

【特典2】番組をきっかけに話題になった「うめきた大仏」完成予想図マンガ

番組への投稿がきっかけに話題となった「うめきた大仏」構想。その全容(?)がついに明らかに!

【特典3】写真で見る舞台裏「辺境ラジオができるまで」

2011年最後の放送の収録現場にカメラが潜入。「辺境ラジオ」はどんな風につくられているのか?

『大阪の神さん仏さん』トークイベントが紹介されました!

2012年9月6日 木曜日

9月6日(木)付の毎日新聞夕刊にて、

『大阪の神さん仏さん』刊行を記念したトークイベントの模様が紹介されました。

 

 

これは去る8月21日(火)に、ジュンク堂書店大阪本店で行われた釈徹宗先生と高島幸次先生による対談イベントだったのですが、
「残念ながら会場に行けなかった!」という方のために、当ブログではダイジェスト版をアップしています。

こちらのレポートも合わせてご覧ください。