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『大阪名所図解』 in 書店①梅田編

2014年9月22日 月曜日

先週、新刊『大阪名所図解』が発売されました。なんと言っても地元である大阪の書店では、かなり良いところに並べて下さっています。

お店の方にご挨拶をして、写真を撮らせてもらいましたので、ここで紹介します!

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まずは堂島アバンザのジュンク堂書店大阪本店から。エスカレーターで2階に上がったところへ、どーん。壁一面が本で埋まっております。何回見てもこれは嬉しいですね。実際、よく手に取ってもらって売れているようです。

 

BF_umeda続いては阪急梅田駅の改札に近い、ブックファースト梅田店。人通りの多い正面の一番目立つ棚に「おすすめ」していただいております。しかも「アナと雪の女王」と肩を並べているとは…。お店の方のコメントも付けて下さっています。『大阪古地図パラダイス』も同時展開とは、頭が上がりません。

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そして最後は紀伊國屋書店グランフロント大阪店。建築コーナーの特設棚に平積みしてもらっております。こちらは大御所、安藤忠雄先生の関連本と同時に展開!(先生、お邪魔しております)

という感じで、まずは梅田周辺の3軒をご紹介しました。今後もいろいろご紹介していこうと思います。書店のみなさん、よろしくお願いします。そして読者のみなさん、見かけたらぜひ手にとって下さい。引き込まれること請け合いの見ごたえ十分の内容です。

 

【新刊情報】『大阪名所図解』発売!

2014年9月3日 水曜日

 

『大阪名所図解』

定価:1,600円+税
判型:A5判・並製
頁数:176ページ
著者:画=綱本武雄 解説=酒井一光 髙岡伸一 江 弘毅
発刊:2014年9月26日

 

大阪の名所と呼ばれる歴史的建築物の中には、国宝建築や重要文化財も含め、 ユニークなものがたくさんあります。屋根の形はもちろんのこと、 例えば屋根を支える縦横の柱や装飾にも一つ一つ名称があり、 それらの名前を知ることで、より深く「見る」ことができます。城郭と寺社の建築を見比べることで、 それぞれの用途や時代ごとの違いもわかってきます。

大阪の街に点在する近現代のビルや橋、駅、空港も同様で、 各部位の名称があり、一つずつに機能的意味やデザインの意図があります。 また、大阪の街場にある老舗のお好み焼き屋やうどん屋、 あるいは喫茶・バーは、料理と店自体が作用し合いながら形づくられていて、 店の造りや意匠にはその店らしさが滲み出ていると同時に、 その店が建っている場所の地元性をも具現化しています。これらの名所を図解によって知ることで、 ふだん意識しない細部にも大阪ならではの工夫があることがわかります。 それは大阪の「かたち」を見ることに他なりません。

そんな大阪の「かたち」を圧倒的に細密な線画で表現。そこに歴史・建築・街の専門家の解説を加えることによって、大阪を形づくってきた名所の見方を詳解します!

●本書に収録されている大阪の名所

[城郭・寺社]大阪城 住吉大社 四天王寺 大阪天満宮

[カド丸建築]芝川ビル オペラ・ドメーヌ高麗橋 天満屋ビル 明治屋ビル高麗橋野村ビルディング 大阪証券取引所ビル 朝日ビル 大阪ガスビル 江之子島文化芸術創造センター 新阪急ビル 朝日新聞ビル 中之島フェスティバルタワー 旧ダイビル HEP NAVIO リバーウエスト湊町ビル

[橋]難波橋 天神橋 大江橋 本町橋 桜宮橋 錦橋

[駅・空港]阪急梅田駅コンコース 南海なんば駅 関西国際空港 東海道新幹線 新大阪駅 地下鉄御堂筋線心斎橋駅 北大阪急行千里中央駅

[大阪的建築]大丸心斎橋店本館 通天閣 太陽の塔 味園ビル 梅田スカイビル

[老舗]大黒 はり重カレーショップ 甚六 道頓堀今井本店 空鶴橋本店 住之江味噌池田屋本舗

[喫茶・バー]純喫茶アメリカン アラビヤ珈琲店 キングオブキングス 堂島サンボア リーチバー

[公共建築]大阪府立中之島図書館 大阪市中央公会堂 国立民族学博物館

…全50箇所を網羅!

★Amazonのページはこちら。

平川克美さんの「隣町珈琲」で140B本が買えます!

2014年8月29日 金曜日

リナックスカフェの代表であり、最近は執筆活動にも力を入れている平川克美さんが、東京で喫茶店を開店されました。還暦後のミッションとして、誰もがくつろげる街の喫茶店を造りたかったのだと、お店のホームページに書かれています。

喫茶店なので当然コーヒーがあって、軽食メニューのホットサンドやカレーもとても美味しいのですが、こちらでは「日本一小さな書店」ということで、本も売っています。その中に先日、140B本のコーナーもできました。『おせっかい教育論』や『内田樹による内田樹』、『辺境ラジオ』などがラインアップされています。

ちなみに、140Bだけでなく、ミシマ社晶文社などの本も一緒に売られています(※写真はミシマガジンより)。

書店で売ってくださるのももちろんですが、こういう風に並べてくださるのもとても嬉しいです。ここで初めて140Bの本を目にする方もおられるでしょう。

隣町珈琲は、東急池上線の荏原中延駅から商店街を通って徒歩5分ほど。大阪方面から出張のついでなどに寄るとすると、山手線の五反田で乗り換えるのがわかりやすくて便利です。品川駅からだと乗り換え時間も含めて30〜40分ほどでしょうか。ぜひ訪れてみてください!

 

隣町珈琲 〒142-0053 東京都品川区中延2-6-2 TEL: 03-6451-3943

荏原中延とは… 荏原中延(えばらなかのぶ)駅を出て北側に歩くと戸建てタイプの居酒屋が並び、車が通れない細道や家族経営している店からの笑い声が聞こえ、古き良き時代に帰れる温もりがあります。 駅名の由来は開業当初の地名(荏原郡荏原町大字中延)に由来し、荏原町と大字中延を複合させて荏原中延駅になったと言われています。 ちょうど荏原中延は第二京浜と中原街道、2つの大通りの中間にありお車でも来やすい町です。荏原中延駅は、五反田から東急池上線で5分。東急大井町線からも旗の台で乗り換えて一駅です。(ホームページより)

 

 

「ミシマガジン」で西加奈子さん&三島邦弘さん対談が読める!

2014年8月26日 火曜日

140Bから発売された『西加奈子と地元の本屋』、その発売記念トークイベントとして、作家の西加奈子さんとミシマ社代表の三島邦弘さんの対談が8月3日に行われました。

その時の様子がミシマ社の「ミシマガジン」でアップされています! リンクはこちらから

 

今日アップされたのは第1回目。「本屋のない街なんて、つまらない」と題されたトークは、『西加奈子と地元の本屋』の話題から始まり、タイトル通りの街の書店へとテーマは移っていきました。イベントに来られた方も来られなかった方も、ぜひ読んでみて下さい。今日から全3回にわたって公開される予定です!

 

 

 

 

月刊島民8月号配付開始&シンポジウム開催情報!

2014年8月11日 月曜日

すでにおなじみの『月刊島民』ですが、先日から8月号「(屋)上を向いて歩こう」が配布開始されています。ビルの屋上や、さらにもっと上の中之島の空を見上げるのもなかなか楽しいのでは、という特集であります。もうご覧いただきましたか?

奈路道程さんの表紙画はこちら。いただいた瞬間、「これはなかなか使い方が難しいのでは」と思ったのですが、果たしてこれがどうなったかというと。

 

仕上がりはこんな感じとなりました。デザインとしては画面左に水色のラインが入っているだけはありますが、それが空のように見える。すると、白い部分は建物のように見えて、人たちがビルの上を見上げているようにも見えてくる…と、なかなかシンプルながらも奥が深いデザインなのでした。

 

さて、この号では、センターのページでどんと大きなナカノシマ大学の告知が出ております。教育シンポジウム「街場の学びが目指すもの」です。

「生き延びるための教育論」と題し、鷲田清一・内田樹・釈徹宗・平松邦夫という豪華なメンバーで語り合います。今回のシンポジウムは、4人のうちの平松氏が呼びかけ人となって企画されましたが、その背景にはこんな意図がありました。

先日、大阪市は問題行動を繰り返す児童・生徒を隔離する「特別教室」を設ける方針を示した。また、学校選択制や小学校からの英語教育導入などの政策は、競争を煽り、子どもたちを偏差値によって序列化する狙いがある。それが将来の年収や生活に直結するとなれば、子どもたちは際限のない競争に晒されるか、疲れて学ぶことを放棄するか、どちらかの選択を迫られることになる。 しかし、偏差値や学歴といった固定した学力をいくら身に付けたとしても、世界情勢や景気の動向が変われば必要な能力はあっという間に変わり、不要なものは切り捨てられる。今、求められているのは、予測不可能な社会の中、それでもなんとか生き延びていくセンスと知恵ではないか。4人が揃って学びの場を開いて教えているのも、まさにそんな「生活力」だ。

こうした社会情勢を背景にして、競争から離れた「生き延びるための教育」とは何かを語り合うのが今回のシンポジウム。お気づきの通り、まさにナカノシマ大学のキックオフセミナーの顔ぶれと同じ。興味深いことに、4人それぞれが「身銭」を切って自ら学びの場をつくる動きを始めていることです。

内田氏は神戸・住吉に合気道道場兼学塾である「凱風館」を建てました。釈氏もこのほど「練心庵」を開き、寺子屋のような場を目指しています。また、鷲田氏は自宅に近所の学生を集めて私塾を開いており、平松氏は公共政策ラボを立ち上げさまざまな活動を行っているそうです。

今回は、それぞれの実践の中から得られた言葉を聞けるということで、とてもリアルかつ切実な内容となるでしょう。それはきっと私たちが「今、聞きたい」と思っていることであり、これからの指針となるはずです!

★ナカノシマ大学のお申し込みはこちら

 

【新刊情報】『西加奈子と地元の本屋』発売!

2014年6月9日 月曜日

『西加奈子と地元の本屋』

定価:380円(352円+税)
判型: A5判・無線綴じ
頁数:32ページ
編者:大阪の本屋発行委員会
発刊:2014年6月13日

【書店員の皆さまへ】このページの一番下で、ポップやパネルに使える素材がダウンロードできます!

 

 

最近では「書店員が書いた本」も「書店員をインタビューした本」も珍しくありませんが、書店員と販売会社(取次)が企画・編集・執筆を行い、出版社を動かして本を出版したという例は初めてかもしれません。

6.21(土)公開の映画『円卓 〜こっこ、ひと夏のイマジン』の原作『円卓』をはじめ、地元・大阪の言葉でひとびとの物語を紡ぐ作家・西加奈子。彼女とその作品に対するリスペクトからこの本は企画されました。

A5判・本文32ページとミニサイズですが「薄くて濃い」のが特徴の1冊です。

その中身は・・・?

〈誌面内容〉

 お互いに認め合う大阪出身の作家による、

電車の中で読むのはお薦めできない対談

「大阪を書くのは、ほんまはしんどい」か? 西加奈子×津村記久子

〜書店員による書店員のためのイベント「書店員ナイト」特別対談を収録〜

 大阪と言っても超ローカルの集合体。

40エリアの店には40種類の「売れ筋」がある

なんでこの本、ウチでは売れるんでしょ?

 地元作家をもっと売りたい書店員たちの、

本音とタテマエが飛び交う覆面座談会

 本に“大阪らしさ”なんかいらん?

 全国にその名が轟くカリスマ書店員が

西加奈子の家族に接近……実録ルポ

 いつかは跨ぐぞ! 西加奈子宅の敷居

 

★アマゾンでのご購入はこちらから!

(・・・でもやっぱり書店で買ってほしい!)

 

【書店員の皆さまへ】
本好き書店員の魂が宿った本誌の販促に、ぜひご協力をお願いします。
表紙・本文で使用したイラスト( ザ・ロケット・ゴールド・スターさん作のキュートな西加奈子さん!)は、ポップやチラシなどご自由に活用してください。
イラスト(透過済)ダウンロード:表紙や本文で使用している、西加奈子さんのデフォルメイラストです。
パネル素材ダウンロード:表紙をアレンジした140Bオリジナルデザイン!

江弘毅の新刊『有次と庖丁』が発売されました。

2014年3月18日 火曜日

140Bの編集責任者である江弘毅の待望の新刊、『有次と庖丁』が新潮社より発売されました。

同社の『波』で連載されていたものに大幅に加筆したもの。400年以上の歴史を誇る有次の庖丁づくりの真髄について、綿密な取材をもとに書かれています。京都や大阪の店の一流の料理人、あるいは堺の職人への取材も多く行っています。

街や店に関わるという点では共通していますが、これまでの著作とはまた違った手ざわりの本です。ぜひご一読を!

※以下は新潮社のホームページより

その種類400以上、創業1560年。庖丁こそ、和食である。

桶狭間の合戦と同年の創業以来、自己革新を続けてきた老舗、有次。錦市場にある「鰻の寝床」の店舗は、いまや世界中の料理人が集う新“名所”だ。つくる人とつかう人の間で京料理、“和食”を支え、京都と共に歩む世界のARITSUGU─全面協力のもと、ものづくりの精髓とその類まれな存在、軌跡をたどる。写真とイラスト満載!

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 207ページ
ISBN : 978-4-10-335411-6
C-CODE : 0095
発売日 : 2014/03/18

 

 

また、発売を記念したトークイベントも予定されています。どのイベントも[有次]の十八代目当主・寺久保進一朗さんとの対談です。こちらのお申し込みや問い合わせは各書店までお願いします。

4/5(土)13:00〜
[ふたば書房 京都マルイ店]

【開催日時】 2014年4月5日(土)13時スタート
【会  場】 FUTABA+京都マルイ店(京都マルイ 6Fパブリックスペース)
【定  員】 先着40名様(京都マルイ店にて整理券をお渡ししております)

【お問い合わせ】FUTABA+京都マルイ店まで T075-222-5528

 

4/12(土)13:00〜
[大垣書店 イオンモールKYOTO店]

■開催日時 : 4月12日(土)13:00〜

■開催場所:大垣書店 イオンモールKYOTO店 イベントスペース

■参加人数 : 先着40名様限定

■対象書籍 : 『有次と庖丁』(新潮社刊)3月18日発売 1,600円+税

■参加方法:大垣書店各店にて、対象書籍をお買上げいただいた方に先着で整理券をお渡しいたします。電話予約も受け付けております。

■お問合せ :大垣書店 イオンモールKYOTO店 T075-692-3331

 

 

来場御礼!間宮吉彦さんのトークイベント

2014年2月13日 木曜日

年末に発売された『間宮吉彦の「間」』発売記念イベントとして、1月から2月にかけてトークイベントが行われました。

それぞれ、たくさんの方々にお越しいただきありがたい限りです。その様子を写真でちょっとふり返ってみましょう。

まずは1月17日に行われた、隆祥館書店でのイベントから。

 

 

 

 

 

 

手作りの看板を作っていただいたりと、アットホームな雰囲気。なにせ客席との距離が近い! 隆祥館書店の二村さんも交え、わきあいあいとした雰囲気。ぎっしりと埋まった客席からの熱気が写真からもむんむん伝わってきます。

 

さて、続いては、1月31日のナカノシマ大学講座の様子です。会場になった中之島バンクスのレストラン[サン ルイ アミューズ]はこんな感じ。川をのぞむロケーションで、ふだんとはぜんぜん違います。ナカノシマ大学史上、もっともお洒落な会場ではないでしょうか。

 

会場の中の様子はこんな感じで、こちらもいつもとはまた違います。ふだんはウェディングのバンケットルームとしても使われているそうですから。本の中で紹介されている店の話や、中之島バンクス、そして新しくできた中之島ラブセントラルの話などで盛り上がりました!

『間宮吉彦の「間」』イベント続々です!

2014年1月6日 月曜日

昨年末に発売された『間宮吉彦の「間」』の発売記念イベントの開催が続々と決定しております。

発売以来、おかげさまであちこちからイベントのお声がけが。年明け早々からも地元・大阪の2つの書店で立て続けにトークイベントが行われます。

どちらもそれぞれに違うテーマでのトークです。両方来て下さってもお楽しみいただけるはず。みなさま、お待ちしております!

●隆祥館書店 

第35回 作家さんとの集い「間宮吉彦さんを囲む会」

日時:1月17日(金)19:00〜(開場18:30)

会場:隆祥館書店7階 ギャラリー(予定)

参加費:1,000円(要予約・先着順)

お申込み・お問い合わせ:隆祥館書店T06-6768-1023

→ホームページはこちら

●スタンダードブックストア

『間宮吉彦の「間」』刊行記念トークショー

日時:2月7日(金)19:30〜(開場18:45)

会場:スタンダードブックストア心斎橋 地下1階カフェ

間宮吉彦×中川和彦(司会:中島淳)

参加費:1,000円(要チケット事前購入・番号順)

お申込み・お問い合わせ:スタンダードブックストア心斎橋店T06-6484-2239

→ホームページはこちら

 

 

 

新年のご挨拶

2014年1月5日 日曜日

みなさま、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。