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拝啓・古地図サロンから 25

2021年6月10日 木曜日

2021年5月28日・本渡章より、これをお読みのみなさまへ。

【今回の目次】
■古地図サロン第24回のレポートと次回予定
●最近と今後の古地図活動(講座・イベント・出版など)
★古地図ギャラリー第5回
①東畑建築事務所「清林文庫」コレクション〈その5〉
②本渡章所蔵地図より〈その4〉
③昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図〈その5〉

 

■古地図サロンのレポート

開催日:5/28(金)午後3~4時30分 大阪ガスビル1階カフェ「feufeu」にて

皆さま、お元気でいらっしゃいますか。今回は緊急事態宣言下での開催となりましたが、初参加者数名をお迎えし、メディア取材も2件(読売新聞・大阪コミュニティ通信社)もあって、新風が吹きこんだ感がありました。

今回のテーマは「鳥観図」。2018年に連続開催した鳥観図特集のアンコール版で、吉田初三郎、金子常光、しんび堂の作品を除くとすべてサロン初展示となりました。中でも異色は山口八九子の筆による「鞍馬図記」。日本画の筆遣いとモダンな彩色の取り合わせが古くて新しい鞍馬情緒をかもしだし、大正という時代のムードを感じさせます。

鳥観図といえば吉田初三郎が有名ですが、今回はさまざまな作者が個性を競った鳥観図表現の豊かさを見ていただきました。井沢元晴の「福山展望図」については前回の古地図ギャラリーでの紹介文をご覧ください。並べて展示した「躍進井原市」は福山市と文化圏を共有する井原市の市制施行記念に作成されたもの。そのほか、「近畿の聖地名勝古蹟と大阪毎日」(今回の古地図ギャラリー参照)は珍しい書簡図絵。通信欄の頁を折り込み、封をして切手を貼ると鳥観図付きの郵便物として投函可能。発行元は大阪毎日新聞社で、アイデア賞ものの一品。かつてのドル箱航路〈大阪~別府間〉などを描いた「瀬戸内海絵図」の発行元・大阪商船は現在の商船三井です。またいつか、鳥観図特集やりましょう。

この日は、東区で大正の初めまであった帽子屋の乗っている市街地図を探しておられる方が来場し、東区出身の他の来場者と話し込んでいました。次回はおそらく該当の市街地図がサロンで見られるのではないかと思います。初参加の中に、長野県から来られた方がいました。これまでに確認できた情報としては最も遠くからの来場です。信州大学には鳥観図サロンというものがあると聞きました。検索すると「信州大学鳥観図サロンサークル」で活動のようすなどが公開されていました。楽しそうです。

フリーペーパー「井沢元晴 漂泊の絵図師」(今回の古地図ギャラリー参照)と吉備路の鳥観図の展示コーナー(写真)も店内にできました。これは店長さんの手製による特設です。ありがとうございました。
というわけで、皆さまとまたサロンでお会いできるのを楽しみにしております。

◉今回のサロンで展示した古地図
《原図》
山口八九子「鞍馬図記」大正12年(1923)第2版
吉田初三郎「箱根名所図絵」大正6年(1917)
吉田初三郎「UNZEN」大正10年(1921)
吉田初三郎「日本鳥瞰中国四国大図絵」昭和2年(1927)
吉田初三郎「日本鳥瞰九州大図絵」昭和2年(1927)
金子常光「三朝温泉案内図絵」昭和3年(1928)
大阪商船株式会社発行「瀬戸内海絵図」昭和5年(1930)
大阪毎日新聞社発行「近畿の聖地名勝古蹟と大阪毎日(書簡図絵)」昭和初期
上井萍人「三重県」昭和9年(1934)
前田虹映「鳥取県の観光」昭和14年(1939)
吉金本店発行「十和田湖案内図」昭和15年(1940)
しんび堂「神戸市案内絵図」発行年不明
井沢元晴「福山展望図」昭和28年(1953)
井沢元晴「躍進井原市」昭和28年(1953)

◉次回は7/16(金)15:00~17:00の予定

通常は奇数月の第4金曜開催ですが、7月は祝日となるため第3金曜に変更します。会場は大阪ガスビル1階カフェにて開催。私の30分トークは16:00時頃からです。サロン参加は無料(ただしカフェで1オーダーが必要)。途中参加・退出OK。必ずマスク着用のこと。新型コロナウィルスの状況によって中止になる場合は、この場で事前にお知らせいたします。

■最近と今後の古地図活動

●ラジオ番組生出演2件

朝日放送ラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(4/27)
ラジオ大阪「原田年晴のかぶりつき金曜日」(5/14)

いずれも新刊『古地図でたどる大阪24区の履歴書』(140B)の話をしました。「区」をテーマに、知っているようで知らない足元の歴史を紹介。

●古地図を題材に社員研修

4/28「大阪と大阪駅周辺の地誌」と題して、東畑建築事務所(大阪市中央区)にて講座形式で実施。新人研修プログラムのひとつに古地図を活用していただきました。同社の清林文庫及び本渡所蔵の古地図を見ながら、天満組・梅田・大阪駅の歴史が折り重なる風景を一望。

 

●動画ニュース発信・ネット番組は今夏より

5/28の古地図サロンがネットのニュース番組になりました。取材・編集は大阪コミュニティ通信社(大阪市此花区)。同社は新刊『古地図でたどる大阪24区の履歴書』をもとに大阪の区の再発見番組を計画。公開は7月以降で、その予告編をかねたニュース発信になりました。
古地図サロンのニュース番組は https://ucosaka.com/program/20210604_hondosalon/

●朝日カルチャーセンター中之島での講座

5/19 新刊「古地図でたどる大阪24区の履歴書」出版記念講座を予定通り実施。
7/23・8/27・9/24 各日10:30~12:00「古地図地名物語」(此花区・港区・大正区)

・問い合わせ/06-6222-5222または朝日カルチャーセンター中之島で検索

●ナカノシマ大学は延期

5月22日に予定された中之島図書館・多目的ホールでのナカノシマ大学「清林文庫の世界と古地図トピックス」は緊急事態宣言により延期されました。日程は調整中。講座と同時期に予定された清林文庫コレクションの特別展示も次年度以降に延期となりました。

|古地図ギャラリー|

1.「2007清林文庫展(武庫川女子大学甲子園会館)」
「2019清林文庫展(本社オフィス大阪)」

(東畑建築事務所「清林文庫」より・その5)

東畑建築事務所(大阪市中央区)所蔵「清林文庫」の逸品古地図をご紹介するこのシリーズ、今回は趣向を変えて、過去に催された特別展示2例をとりあげました。

まず、2007年に武庫川女子大学甲子園会館で行われた「清林文庫展」は、同コレクション初の一般公開となった記念すべき試み。展示されたのは建築分野を中心に約30冊で、同事務所発行の解説書の目次にはナポレオン『エジプト誌』、ヴィトルヴィウス『建築十書』、メルカトル『世界地図帳』(古地図ギャラリー第2回で紹介)など同文庫の代表的な稀覯本が並んでいます。

 

解説書の本文と図版の中からトルスキー「ペトログラード都市図集」をご覧ください。ペトログラードは現在のレニングラード。ロシア文学の読者にはぺテルスブルグという過去の呼び名の方がピンとくる大都市で、本書の図をすべて合わせると4メートル四方になるとのこと。出版は1753年。できれば古地図ギャラリー第1回に掲載の「ブレッテ1734年のパリ鳥観図」と比べて見てください。精緻を極めた大都市図の魅力に触れていただけるでしょう。

もう1点は、2019年の「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」参加企画として実施された「清林文庫展&オープンサロン」。主要展示となった伊能忠敬「東三拾三國沿海測量之図」は尾張・越前から東の諸国の沿岸と主な街道を記載した地図で、文化元年(1804)の成立。案内チラシによれば図のサイズは2×3メートル。左端に優美な富士山が描かれているのが見えます。伊能忠敬の地図は正確で、全国の近代測量地図が完成するまで用いられていたほどですが、今でも名声を保っているのは、絵画的な美のセンスにも理由があるでしょう。

今回紹介の二つの特別展、筆者はどちらも見逃しました。残念。東畑建築事務創立90周年となる2022年はスケールアップしたかたちでの公開を期待しています。

☆東畑建築事務所「清林文庫」
創設者東畑謙三が蒐集した世界の芸術・文化に関する稀覯本、約15,000冊を所蔵。建築・美術工芸・絵画・彫刻・考古学・地誌など分野は幅広く、世界有数の稀覯本コレクションとして知られる。古地図に関しても国内外の書籍、原図など多数を収め、価値はきわめて高い。

2.「近畿の聖地名勝古蹟と大阪毎日」(本渡章所蔵地図より・その4)

「近畿の聖地名勝古蹟と大阪毎日」は、今回の古地図サロンの展示地図のひとつ。レポートに書いた書簡図絵とはどんなものか、写真なら一目瞭然。表紙の左上に切手を貼る欄があります。中面の通信欄はご覧のとおり、手紙文がしたためられるスペースに。折りたたんで封をすれば、書簡になります。なかなかの変わり種地図です。

「近畿の聖地名勝古蹟」との題名が、日中戦争(図中では支那事変と記す)当時の発行という時代を物語り、中面の鳥観図でも伊勢の皇大神宮、神武天皇ゆかりの橿原神宮、畝傍山東北陵が大きく描かれています。地図の裏面には大阪毎日新聞の紹介文と写真など記載。

不鮮明ながら注目されるのが、左上の伝書鳩(写真左上)。各地の取材現場で記者が書いた原稿を確実に早く本社に送る手段として、伝書鳩が活躍していました。写真に写っているのは十数羽ですが、かつて多くの新聞社は200~300羽の鳩を飼っていたそうです。船会社や消防本部の屋上でも、同様の光景が見られたとも。今、各地の街で見かけるドバトは、通信手段の発達にともなって野に放たれた伝書鳩の子孫といわれています。

3.「井沢元晴 漂泊の絵図師」
鳥観図絵師・井沢元晴の作品より・その5)

鳥観図絵師・井沢元晴の作品シリーズ。今回は、井沢元晴遺族がこの4月に作成されたフリーペーパーをご紹介します。

全国各地を歩いて多くの鳥観図を残し、昭和の伊能忠敬と呼ばれた故・井沢元晴の生涯を1枚の紙面で紹介。編集・発行は長女の足立恵美子さん、漫画・イラストは孫の常夏さわやさん。井沢作品の製作工程を、旅する絵師の姿とともに簡潔明瞭かつ清々しいタッチで描いた漫画が楽しい。写真は撮らず、記憶とメモだけで街も道も海も山河も一望する絵図を仕上げた異能に驚かされ、記憶もメモも自転車と徒歩で地の隅々まで踏破したのと同じ熱と力によるものなのかと想像もふくらみますが、この漫画の清々しさは井沢元晴の仕事が歳月を経た後に残したもののエッセンスをすくいとった感があります。

紙面に引用された解説文の中で、グラフィックデザイナーの故・高田修地さんの文章をめぐって、発行人の足立さんと高田さんの遺族が初めて連絡をとりあい、思わぬ出会いに感激されたとのお話を聞きました。故人が残した絵図や文章が、残された人の心を動かし、結んでいくのは素晴らしいことです。

井沢元晴の鳥観図から「古京飛鳥」「近つ飛鳥 河内路と史跡」の表紙を掲載します。後期の井沢元春は、日本史のふるさと飛鳥路を好んで歩いてまわったそうです。

☆鳥観図絵師・井沢元晴
井沢元晴は戦後から昭和末までの約40年間に、日本各地を訪ねて多くの鳥観図を描き、昭和の伊能忠敬とメディアで紹介されました。活動の前半期にあたる戦後の20年間は「郷土絵図」と呼ばれた鳥観図を作成。その多くは、子供たちに郷土の美しさを知ってもらいたいとの願いをこめて各地の学校に納められ、校舎に飾られました。学校のエリアは主に西日本です。「郷土絵図」の活動は60年代半ばまで継続し、新聞各紙にとりあげられました。

井沢元晴氏のご遺族は今、「郷土絵図」にまつわる思い出や絵の消息に関する情報をお持ちの方を探しておられます。当時の生徒さん、学校関係者など、このブログをご覧になって、少しでも心あたりがあるという方が、もしおられましたら、次のアドレスにメールをお送りいただければ幸甚です。小さな情報でもかまいません。よろしくお願いいたします。

足立恵美子(井沢元晴長女)emikobook@yahoo.co.jp

 

過去の古地図ギャラリー公開作品

第4回(2021年3月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「大阪湾築港計画実測図」
②本渡章所蔵地図より「大阪港之図」
③鳥観図絵師・井沢元晴の作品より「福山展望図」
④鳥観図絵師・青山大介の作品より「梅田鳥観図2013」

第3回(2021年1月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「江戸切絵図(尾張屋版)」「摂津国坐官幣大社住吉神社之図」
②本渡章所蔵地図より「摂州箕面山瀧安寺全図
③昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図より「小豆島観光絵図

第2回(2020年11月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「メルカトル世界地図帳」「オルテリウス世界地図帳」
②本渡章所蔵地図より「A NEW ATLAS帝国新地図」「NEW SCHOOL ATLAS普通教育世界地図」
③昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図より「大阪府全図(三部作)」

第1回(2020年9月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「ブレッテ 1734年のパリ鳥観図」
②昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図より「ふたつの飛鳥と京阪奈」

 

 

「街と書店、大阪の場合」第4回

2021年5月31日 月曜日

4回目は鶴見区の「正和堂書店」を取材しました。

「街と書店、大阪の場合」
第4回は、昨年創業50周年を迎えた
鶴見区の[正和堂書店]です。

駅近で幹線道路沿いの180坪の店で、
ふらっと入れるのが本屋好きにはうれしい場所ですが……
最初は学校給食にも卸すパン屋さんだったそうです。

店主はそのパン屋を大きくしよう、と思っていたのに、
先代は「機械化してまでやらなくても……」と反対。

「ならば違う商売をしよう」と書店を選んだそうで、
鶴見区の宅地化とともに、売り場が大きくなってきました。

しかし、21世紀に入ると出版不況でなかなか本が売れない……
あたらしい試みを、印刷会社ではたらく店主の孫がはじめました。

↓↓↓↓↓
「本屋も読書も、もっと可能性がある」バトンパスは続く。

「140B“だいたい”全点フェア」開催中

2021年5月13日 木曜日

都内では初めての「140B“だいたい”全点フェア」開催中です。

JR中央線線「武蔵小金井駅」北口のドン・キホーテ地階にある、
くまざわ書店武蔵小金井北口店さんです。

緊急事態宣言下の移動の難しい時期ではありますが、
普段使いの方や小金井市近辺にお住まいのみなさま、
機会があれば見てやって下さい。
よろしくお願いします。

「街と書店、大阪の場合」第3回

2021年5月12日 水曜日

「街と書店」その3、更新です
今回は本町にある独立系 [ toi books ] さんです。

「おもしろがってもらえる本屋さん」を目指す独立系書店の新星

toi books

「街と書店、大阪の場合」第2回

2021年4月19日 月曜日

あみだ池筋を北上、中央大通を越えると右手(東側)に黄色いテントに赤で「本」と書かれた看板が目に入る

 第2回は大阪市西区、地下鉄阿波座駅近くにある[福島書店]です。

 西区新町3丁目に昭和28年(1953)創業。当時はお店のすぐ近くに大きな病院があって、裕福で本好きの入院患者さんからの注文で商売繁盛していたのですが……やがて病院が移転。街は火が消えたようになり、「1日の売上が週刊誌2冊」という窮地に立たされました。

「店に人が来ないなら外へ広げよう」ということで外商にチェンジ。売上比率は外商9:店売1にまで伸びました。お店も10年ほど前に現在の場所に移転。さぁこれから、という時のコロナ禍は、外商主体の書店にとって大きな打撃になりましたが、長びく「巣ごもり生活」は新しい「読者」を書店に呼び寄せることになりました。

 

街と書店、大阪の場合
その2『「隅っこにはきっと何かある」で、意外な売れ筋を発見。』はこちらから

 

 

大阪府立中之島図書館で「島民」展を開催!

2021年4月17日 土曜日

中之島にある大阪府立中之島図書館にて、4月19日(月)から、「島民」ヒストリー&奈路道程展が開催されます。

中之島のフリーマガジン「島民」が、3月1日発行号をもって終了したことを記念して企画されたもので、12年間、全号の表紙イラストを手がけた奈路道のさんの表紙イラスト原画が展示されます。

イラストが使用された「島民」も一緒に展示されており、これまでの「島民」の歴史を振り返ることができるようになっています。会場ではバックナンバーの配布もあるほか、ライブラリーショップでは「島民」やナカノシマ大学関連書籍の販売も行われています。

 

また、同じく奈路さんが挿画を手がけている毎日新聞の人気連載「濃い味、うす味、街のあじ。」(江弘毅著)の原画も展示。カラーで描かれた原画は見応えあり。掲載時の紙面のコピーもあり、江弘毅の文章と合わせて楽しんでいただけます。

「 島民」ヒストリー&奈路道程展
期間|4月19日(月)~ 5月8日(土) 日曜休館
会場|大阪府立中之島図書館3階 展示室
時間|9:00AM ~ 8:00PM 入場|無料

 

 

 

拝啓・古地図サロンから 24

2021年4月15日 木曜日

2021年3月26日・本渡章より、これをお読みのみなさまへ。

【今回の目次】
■古地図サロン第23回のレポートと次回予定
●2021年春〜初夏の古地図活動(講座・イベント・出版など)
★古地図ギャラリー第4回
①東畑建築事務所「清林文庫」コレクション〈その4〉
②本渡章所蔵地図より〈その3〉
③昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図〈その4〉
④鳥観図の今・青山大介の鳥観図〈その1〉

 

■古地図サロンのレポート

開催日:3/26(金)午後3~4時30分 大阪ガスビル1階カフェ「feufeu」にて

緊急事態宣言が終わり、「島民」最終号で紹介記事が載ったおかげで、この日のサロンは盛況となりました(3月末からは感染者増大。事態は急変)。今回のテーマは「鉄道&電車地図」。日本の近代化を牽引した鉄道と電車が主役の地図を展示しました。

来場者の注目を最も集めたのが大正10年(1921)に鉄道省が刊行した『鉄道旅行案内』です。富士山を描いた箱入り本の中身は、日本初の本格的な鉄道旅行ガイドブック。明治以来、猛烈な勢いで鉄道網が全国に敷かれ、旅行が一気に身近な楽しみになった時代をとらえて刊行。鉄道利用に必要な情報満載の本文を100点以上の鉄道地図と沿線の名所絵が色鮮やかに彩り、楽しくご覧いただきました。

その他では、大阪市電全盛期の電車案内地図に見入る方が多く、温泉名所や酒造家一覧を併記した鉄道地図も興味を集めていました。『鉄道旅行案内』の地図と名所絵を描いた大正の広重・吉田初三郎ついては、5月のサロン「鳥観図特集」でも作品を公開します。というわけで、コロナの動向が気になりますが、皆さまとまたサロンでお会いできるのを楽しみにしております。

◉今回のサロンで展示した古地図
《原図》
「鉄道旅行案内」地図と絵・吉田初三郎 大正10年(1921)
「実用新案日本鉄道パノラマ地図」大正12年(1923)
「全国鉄道地図  付名勝交通案内」大阪毎日新聞社編 昭和初期
「改正鉄道地図  付近畿著名醸造家案内」昭和初期
「新京阪電車沿線御案内」昭和3年(1928)
「最新大坂電車地図」昭和10年(1935)
「最新大日本鉄道地図」大阪毎日新聞付録 昭和11年(1936)
「最新版鉄道案内図  付温泉名所詳図」昭和27年(1952)
「日本国有鉄道線路図」日本国有鉄道編纂・毎日新聞社発行 昭和28年(1953)
《復刻》
「東京名家名物入電車案内双六」明治43年(1910)

◉次回は2021/5/28(金)15:00~17:00の予定

会場は大阪ガスビル1階カフェにて開催。私の30分トークは16:00時頃からです。サロン参加は無料(ただしカフェで1オーダーが必要)。途中参加・退出OK。必ずマスク着用のこと。新型コロナウィルスの状況によって中止になる場合は、この場で事前にお知らせいたします。

★2021年は奇数月の第4金曜日午後3~5時に開催していく予定ですが、
7月はオリンピックで祝日となる予定のため第3金曜(7/16)に変更します。

■2021年春〜初夏の古地図活動

●水都大阪川開き オープニングステージにゲスト出演

 

3月27日(土)天満橋の八軒家浜・特設ステージで開催された「水都大阪川開き」イベントのオープニングに、書道家の真澪さんと出演。私は御舟印ラリーにまつわるトーク、真澪さんは水都繁栄・交通安全祈願の書道パフォーマンス。御舟印ラリーの企画、御舟印帳(写真)の立案(古地図・浮世絵・揮毫)に関わったご縁にて。

●朝日カルチャーセンター中之島での講座

①「大阪古地図むかし案内」街歩きと座学は4月26日(月)と5月10日(月)。各日とも時間帯は午前10時~12時。テーマは東住吉の旧街道と名所。
②新刊「古地図でたどる大阪24区の履歴書」出版記念講座は5月19日(水)午後1時~2時30分。

・問い合わせ/06-6222-5222または朝日カルチャーセンター中之島で検索

●大阪府立中之島図書館でナカノシマ大学

5/22(土)午前10時~11時30分。中之島図書館・多目的ホール(3階)にて「清林文庫の世界と古地図トピックス」をテーマに講座開催。清林文庫(古地図ギャラリー参照)の古地図コレクションが主なテーマ。他に昭和の伊能忠敬と呼ばれた鳥観図絵師・井沢元晴の作品、天保年間の古地球儀の紹介と展示も。なお、講座開催日の前後に、清林文庫コレクションの特別展示も中之島図書館・展示室で催される予定です。

・詳細はhttps://nakanoshima-daigaku.net/site/seminar/article/p20210522

●新刊『古地図でたどる大阪24区の履歴書』発売

新刊『古地図でたどる大阪24区の履歴書』が4月27日に発売されます。ナカノシマ大学の連続講座「大阪24区物語」をもとに大幅に加筆し、区の変遷から見た大阪の近現代を見渡した内容です。地図・現地写真も多数掲載。区に刻まれた足元の歴史を知らずに、大阪の未来はもう語れません。

・詳細はhttps://140b.jp/blog3/2021/04/p3483/

|古地図ギャラリー|

1.「大阪湾築港計画実測図」
(東畑建築事務所「清林文庫」より・その4)

東畑建築事務所(大阪市中央区)の稀覯本コレクション「清林文庫」から、古地図の逸品をご紹介するシリーズも4回目になりました。これまで16~19世紀の国内外の地図をとりあげてきましたが、今回は比較的新しい近代大阪の息吹を感じさせる図を一つ。

明治29年(1896)発行の「大阪湾築港計画実測図」です。大阪湾築港とは現在の大阪港のこと。それまでの自然地形を流用した安治川・木津川上流の川口の港の時代を終わらせ、人の手でつくった近代港の時代に突き進む意思がうかがえる呼び名です。完成は明治36年(1903)とされますが、これは大阪で同年に開催された第5回内国勧業博覧会にあわせて大桟橋竣工を港の完成としたもので、本格的な港湾の構築にはその後もまだ多くの年月が費やされます。工事は、築いた護岸にヒビが入るなど難航し、当初の予算も想定外にふくらんで、一時は築港計画断念も危惧されるほどでした。大阪港はまさに明治の日本が力を注いだ国家的大事業だったのです。

大阪躍進の原動力になった近代港誕生への道は決して平坦ではなかったのですが、当時の人々が新しい港に寄せる期待の大きさが困難を乗り越える力になりました。「大阪湾築港計画実測図」の湾岸一帯には江戸時代に開発された新田の地名が並んでいます。その上をなぞるように海に向かって大きく伸びた突堤の赤いライン、右上に掲げられた築港計画の数字の華々しい列に、時代の大転換期の熱気を感じます。

☆東畑建築事務所「清林文庫」
創設者東畑謙三が蒐集した世界の芸術・文化に関する稀覯本、約15000冊を所蔵。建築・美術工芸・絵画・彫刻・考古学・地誌など分野は幅広く、世界有数の稀覯本コレクションとして知られる。古地図に関しても国内外の書籍、原図など多数を収め、価値はきわめて高い。

2.「大阪港之図」(本渡章所蔵地図より)

大阪港之図」は、大阪市役所港湾部が昭和6年(1931)発行した「大阪港案内」裏面の図。表面に記載の沿革によると、当時の大阪港は横浜港・神戸港とともに日本三大貿易港に数えられる隆盛を誇り、さらなる発展を期して第2次修築工事にとりかかっていました。

前掲の「大阪湾築港計画実測図」から35年後の大阪湾岸は、港区を中心に此花区・大正区の3区にまたがる巨大な港湾が建設され、見違えるばかりの大変貌を遂げていました。黄色く彩られたエリアをご覧ください。防波堤や突堤だけでなく内陸に深く入り込んだ運河や繋船岸、荷揚げした物資を収める倉庫群など広域を埋め尽くした多様な施設が、近代港の躍動を物語っています。

黄色のエリアは大阪湾築港計画実測図」の築港計画エリアと重なっています。35年前のそこは見渡す限りの新田地帯でした。市立運動場の近くと天保山に「遊園地」と記されているのも見えます。図中に「パラダイス」と記されたレジャーセンター・市岡パラダイスとともに遊園地が湾岸の名物になりました。

その後、大阪港は室戸台風、戦中の空襲で大きな被害を受けますが、復興を遂げ、現在に至ります。今も海遊館やクルーズ船で賑わう大阪港ですが、大阪港之図」と「大阪湾築港計画実測図」を並べると、江戸時代の開発ラッシュで拓かれた新田地帯から築港計画、第2次修築に至る海辺のフロンティアの足跡が見えてきます。大阪港は現在も変貌を続けています。

3.「福山展望図」
鳥観図絵師・井沢元晴の作品より・その4)

昭和の伊能忠敬と呼ばれた鳥観図絵師・井沢元晴の作品シリーズ第4回は、初期作品をとりあげます。「福山展望図」は昭和28年(1953)作成。福山市(広島県)はかつての10万石の城下町。領主の水野勝成は将軍徳川家光の従兄弟で、福山城には伏見城の御殿、櫓、筋鉄門が下賜されました。その後の福山は領主の交代を経て、明治維新まで西国の要衝として存在感を示します。

福山展望図の中心は、やはり福山城で、伏見櫓と記されているのは伏見城の遺構の櫓。戦災後も残った街の歴史のシンボルです。図の刊行から11年後の昭和39年(1964)に福山城は史跡に指定されました。過去3回紹介してきた井沢元晴の作品を際立たせたダイナミックな山河の描写はまだ見られませんが、市街と陰影のある山並みをとりもつように流れる川の穏やかな構図は、平和をとりもどした戦後まもなくの空気の反映のようにも思えます。

城の周囲に多く記された数字は、地図の下覧に並ぶ市内の企業・商店の位置を示したもの。地図の裏面にも企業・商店の広告がずらりと載っています。この地図は、焼け跡から立ち直った地元の人々によって企画されたものでしょう。小学校に納める郷土絵図ではじまった井沢元晴の画業は、こうして活動の場を広げていきました。

現代の目には、レトロな広告付きマップの印象が先立つかもしれませんが、当時の人々は図の風景に街を元気づける応援メッセージを読みとったでしょう。山間を行く鉄道列車、海辺で煙をはく汽船。のどかな展望のなかに、復興期を駆け抜け、ひと息ついて、また第2のスタートを切ろうとしていた日本の姿が垣間見えます。

☆鳥観図絵師・井沢元晴
井沢元晴は戦後から昭和末までの約40年間に、日本各地を訪ねて多くの鳥観図を描き、昭和の伊能忠敬とメディアで紹介されました。活動の前半期にあたる戦後の20年間は「郷土絵図」と呼ばれた鳥観図を作成。その多くは、子供たちに郷土の美しさを知ってもらいたいとの願いをこめて各地の学校に納められ、校舎に飾られました。学校のエリアは主に西日本です。「郷土絵図」の活動は60年代半ばまで継続し、新聞各紙にとりあげられました。

井沢元晴氏のご遺族は今、「郷土絵図」にまつわる思い出や絵の消息に関する情報をお持ちの方を探しておられます。当時の生徒さん、学校関係者など、このブログをご覧になって、少しでも心あたりがあるという方が、もしおられましたら、次のアドレスにメールをお送りいただければ幸甚です。小さな情報でもかまいません。よろしくお願いいたします。

足立恵美子(井沢元晴長女)emikobook@yahoo.co.jp

4.「梅田鳥瞰図」
鳥観図絵師・青山大介の作品より・その1)

青山大介さんは戦後生まれの現役の鳥観図絵師。大阪万博やニューヨークの鳥観図で知られる石原正(故人)を師と仰ぎ、その作風を受け継いで、神戸を拠点に各地の鳥観図を描き続けています。筆者の著書『鳥観図!』(140B刊)に登場していただいた後も交流があり、さん付けでご紹介いたします。

今回ご紹介するのは「梅田鳥観図2013」(部分図)。古地図と呼ぶには年代が新しいですが、鳥観図の魅力を多角的に味わっていただきたく、とりあげました。ご覧のとおり、梅田のビル群が空からまる見えです。屋上の顔にひとつとして同じものがないのがわかります。大阪駅の大屋根がどんな形をしているか、見た人は少ないと思いますが、こんな形でした。屋上にヘリポートのあるビルが意外とたくさんあるのにも気づきます。

青山さんはヘリコプターで撮った1,000枚以上の航空写真をもとに、この図を描きました。制作にパソコンは使いますが、基本的な道具はロトリングペン、シャープペンシル、定規の3つ。精緻な描写は丹念な手わざなしには生まれません。青山さんの話によると、現役の鳥観図絵師は日本に数人しかおらず、作風もそれぞれ独自で似ていないそうです。似てはいないかもしれないけれど、手わざにこめた作者の熱という一点でつながっているのだろうと想像します。

神戸市の防災マップに指定された「港町神戸鳥観図2014」などで知られる青山さんですが、現在は姫路の鳥観図作成に取り組み中。完成が待たれます。

 

過去の古地図ギャラリー公開作品

第3回(2021年1月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「江戸切絵図(尾張屋版)」「摂津国坐官幣大社住吉神社之図」
②本渡章所蔵地図より「摂州箕面山瀧安寺全図
③昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図より「小豆島観光絵図

第2回(2020年11月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「メルカトル世界地図帳」「オルテリウス世界地図帳」
②本渡章所蔵地図より「A NEW ATLAS帝国新地図」「NEW SCHOOL ATLAS普通教育世界地図」
③昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図より「大阪府全図(三部作)」

第1回(2020年9月)
①東畑建築事務所・清林文庫より「ブレッテ 1734年のパリ鳥観図」
②昭和の伊能忠敬・井沢元晴の鳥観図より「ふたつの飛鳥と京阪奈」

 

 

【新刊情報】『古地図でたどる大阪24区の履歴書』発売!

2021年4月8日 木曜日

『古地図でたどる大阪24区の履歴書』

著者:本渡 章
定価:2,200円+税
判型:A5判・並製
頁数:232ページ
発刊:2021年4月27日

 

 

市よりも古い!
大阪の「区」、150年の歴史と物語。

大阪市の24区が現在の姿になったのは平成元年(1989)、わずか30年ほど前のこと。この本では、大阪の区がどのような変化を遂げてきたのか、大阪の古地図のスペシャリストである著者が、豊富な古地図資料を手がかりにたどっていきます。

また、現在の24区がいつどのようにして今のような姿になったのか、1区ずつ丁寧に紹介します。大きな歴史の流れを知り、小さな物語を拾い集めることで、大阪市と24の区についての解像度が高まることでしょう。

2020年、大阪市を廃止し4つの特別区を設置することの是非を問う2度目の住民投票が行われました。結果は否決されたものの、人口減による大都市制度の見直しそのものは引き続き大阪にとっての大きな課題です。そうしたトピックについて考えるためには、まずは私たちや家族、あるいは友人知人が暮らす区についてよく知ることが必要です。

本書では、各区を象徴するスポットの写真とともに街歩きに最適な各区の地図も掲載。楽しく歩きながら大阪についてより深く知ることのできる一冊です。

◎本書の特徴

大阪24区を地勢的条件や歴史的経緯を踏まえて3つのエリアに分類。さらにエリア内でも性格ごとに分類し、各区の個性をよりわかりやすくしています。

エリア1 上町台地とその東西
上町台地センターライン|中央区(旧東区・旧南区)/天王寺区
上町台地イースト|東成区/生野区/鶴見区/城東区
上町台地ウェスト|西区/浪速区/西成区

■エリア2 転換期を担ったフロンティア
ベイエリア・アイランズ|此花区/港区/大正区
ノースアイランズ|北区(北区・大淀区)/福島区
淀川リバーサイド|東淀川区/淀川区/西淀川区
サンライズロード|旭区/都島区

■エリア3 「大」住吉文化圏とそのマージナル
「大」住吉文化圏|住吉区/住之江区/東住吉区
マージナル・エリア|阿倍野区/平野区

 

◉4月27日頃より発売開始!お近くの書店やネット書店にてご予約も可能です。

 

 

 

新連載「街と書店、大阪の場合」はじまりました!

2021年4月7日 水曜日

関西の街に育てられた出版社として、
街のええとこ=書店のことを書いて、残したい

街と書店、大阪の場合

株式会社140Bはこの4月に設立15周年を迎えました。

この間に40数点の書籍を刊行し、書店さんにたくさん売っていただきました。

本のテーマは、大阪や神戸、京都。たまに堺だったり八尾だったり。
飲み食いのええ店から重厚なビルに美しいシルエットの橋、華を競うような鉄道、シンボリックな寺社に巨大古墳、そして独特の地形など、地元以外には「日本どころか世界にもちょっとない」ものばかりを出版物を通じてリスペクトし、慈しんできました。

「かけがえのないもの」が周りにたくさんある生活は、私たちの人生を豊かに彩ってくれます。この関西という土地は、それを日々実感させてくれる世界でも稀有な場所ですが、
「ご近所の本屋さんでほしい本が買える」ということもまた、「かけがえのない」楽しみだと言えます。

もちろん、書店で売っている本は大概は、「全国どこでも、同じ値段で買える」商品です。
けれどそれを、スマートフォンをクリックして買うか、それとも「本好き」の匂いがする空間で「なじみの人」から買うか、というのは、ぜんぜん違う体験ではないでしょうか。

そんな体験ができる書店のことを、「街のええとこ」として取材して書いてみたいと思い、この連載を立ち上げるに至りました。

昨年来のコロナ禍の中では、「本を書店で買える楽しみ」がなかなか実感しにくい現状ですが……いやいやなかなか。街の人にしっかり支持されている店は、店に立つ人たちの「顔」も違っていました。

食べたり飲んだり、の名店が「ええお客さん」や「それぞれの街に根づいた歴史」に支えられているように、街の書店もまた同様の財産を持っています。とにかく「書きたくなるネタ」が満載でした。

まずは、140Bのホームグラウンドである大阪24区から、街の「顔」である書店をめぐる旅をはじめたいと思います。

 

街と書店、大阪の場合
その1『コロナ禍を跳ね返す「本好きが来たくなる」店づくり』はこちらから

 

 

「島民」発行終了のお知らせ

2021年3月1日 月曜日


中之島のフリーマガジン「島民」
発行終了のお知らせ

2008年、京阪電車中之島線の開業をきっかけに創刊した中之島のフリーマガジン「島民」が、3月1日に発行される136号を持って発行を終了することになりました。

2008年8月、2ヶ月後に控えた中之島線の開業を前に創刊した「島民」。中之島線についてや中之島エリアを紹介するという枠組みを大きく超えて、歴史・アート・建築・働く人々などさまざまなテーマを取り上げ、発行を続けてきました。

また、発行の翌年、2009年10月からはナカノシマ大学もスタート。フリーマガジンだけではなく、リアルな場を創り出すことによって中之島や大阪の面白さをお届けしてきました。スタート時からは予想もしなかったことですが、中之島という場所を通して多くの方々と深く関わることになりました。

これまでご愛読いただいた読者のみなさん、配布に協力してくださった方々、取材でお世話になった方々ほか、「島民」を支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。

なお、これまで発行された号のバックナンバーは引き続き、ナカノシマ大学webサイトでPDFにてご覧いただくことできます。
「島民」バックナンバー
https://nakanoshima-daigaku.net/about/tomin/ 

また、ナカノシマ大学については、これまで通り毎月1回のペースで開催していく予定です。引き続き、よろしくお願い致します。今後はwebサイトを中心とした情報発信となりますので、ナカノシマ大学webサイトをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。
ナカノシマ大学webサイト
https://nakanoshima-daigaku.net/

◉ジュンク堂書店大阪本店にて
月刊島民&ナカノシマ大学生まれの本フェア開催!

「島民」の発行終了を記念して、ジュンク堂書店大阪本店にて、月刊島民&ナカノシマ大学生まれの本を集めたフェアを開催していただくこととなりました。バックナンバーの配布も行います。ぜひお立ち寄りください!
期間/3月1日(月)〜31日(水)
場所/ジュンク堂書店大阪本店
https://honto.jp/store/detail_1570022_14HB320.html