元ラグビー日本代表の平尾剛くんとのトークイベントの帰りに、かれとお客さん数人でミニ打ち上げ。会場はグランフロント大阪で終わると9時前。
こういう場合の店が難しい。トークショーに来ていただいていた世界的に活躍する大阪出身の画家の山本浩二さんが、天五にある[上川南店]に電話をする。人数は5人、いけるとのこと。ラッキー。
この店は予約をしてちょっとスマして行く割烹と、気軽に人と皿をつつき合って食べて飲んで話せる居酒屋の中間ぐらいの位置づけで、アウェイである天満〜天六界隈で一番好きな店だ。
看板には「湯どうふ・2合銚子」とあるが、湯どうふは1丁と半丁が選べる。酒ももちろん1合ずつでもよい。
馴染みの山本画伯があれこれ注文してくれるので、こちらは任せっきりだ。あれこれ食べて、もっと居たかったが、そろそろ長距離の人は電車が無くなる時間になって、「鯖寿司食べる?」と画伯。
人数分うまく切ってくれて締めにする。
いやあ、よう飲んだ。
帰りはJRの天満駅まで歩いてそっから大阪駅。おのおの帰路へつく。
編集者・著述家。雑誌ミーツリージョナルを立ち上げ、1993〜2005年編集長を務める。
2006年編集出版集団140B創立。著書「有次と包丁」(新潮社〕、「飲み食い世界一の大阪」(ミシマ社)など多数。毎日新聞連載中の「濃い味、うす味、街のあじ。」の単行本化、140Bから7月15日発売。