2020.04.13
封鎖二一日目
Lockdown Day 21 隔離九日目 self quarantine 09 晴れ、にわか雨
寝る前に咳して大騒ぎした話を書きましたが、もちろん今朝はケロリンパとしていて我ながら小動物のように怯えてんなあと思ったことでした。
そやけど、それでええんですわ。「巣穴から飛び出す最初の(勇気ある)兎になろう。経済回せ!」とか戯言垂れ流しとる評論家もどきのじいさん漫画家がおりますが垂らすのは涎だけにしなはれ。勝手にビジネスでもなんでも傘の上でいつもより多めに回してなはれ。臆病で結構。家にいたかて消費活動は可能やし、近所を歩くだけでも小さな手助けはでけます。
知事が「無症状の人はお越しいただければ」と観光客を呼び込んだ挙句の石川県の現状を知ったうえでの発言ならほんまに処置なしやね。つける薬がないという意味ではコロナと阿呆は同じですわ。
このじいさん漫画家の浅見短慮は昔からで、今回の発言の浅墓さも無責任も驚くほどのことやない。んやけど「何もわかってへん」「わかってへんのを前提に対策を立てなあかん」という点では実はこいつも医者も学者も政治家も140字インフルエンサーもご同様。コロナの前に人は平等。前例もなければエキスパートもいない。誰が正しいのか正直誰も判らん。
自分の命を削って医療の現場で働いてくれてる人もいれば、ネットでは贋メシアが無菌室から叫んでる。
本日の巣穴料理は冷凍の小籠包。儂は冷凍庫に餃子があると思い込んでて、今日は暑いし餃子でビールや! とうっきうきしてたら小籠包でちょっとショック。美味しかったけど。あとは包まない中華おこわ。胡瓜とハムの中華ドレッシング。へそ大根のたいたん。
もはや封鎖3週間経過やのに、まともな買い出しにも行けてへんのに、存外食卓が豊かなままなんはちょっと驚き。豊かというかいつも通りというか。ただの冷凍食品でもレンチン違ごて丁寧に蒸すとそれなりに美味いもんや。冷凍やからこそ手間は全部抜いたらアカンね。調理には時間かけるとか、ソースをきちんと整えるとか、副菜ちゃんとするとか大事。