2020.05.12
封鎖五〇日目
Lockdown Day 50 晴れ。風強し
さあ、緩和されることが決定したし、50回とキリもええし、そろそろこの日記も終わりかなと思うてたんですが日本の皆さんが知りたいのはこれからやないかという話になりました。ロックダウンやめて正解やったかどうかを、ある程度見極めるまでやったほうがええんやないかと。このままでは「ほったらかし」やないかと。
というわけで、もうちょい続けさしてもらいます。どうぞよろしゅう。引き続きご愛顧賜わりますよう。
今日はこないだ処方箋出してもろた薬が届いたのでそれを取りに(そして #変態八百屋 に)行ってきました。窓の外から見るとぽかぽか陽気でTシャツ1枚でも気持ちよさそうですが、なんぼウィルスが空気中にうようよいよっても可視化でけへんのと似て大層ちべたいいちんちでした。緩和初日がこれて、なんか象徴的。気ぃ抜かんようせなと改めて言い自分に聞かせました。
実施前でもあるのでお祭り気分は皆無。公園を横切って帰りましたが、みな一人か家族連れで粛々と散歩してはります。まあ、
今晩は、それでもちょっとだけ【お祝い】しょーかゆうことでステーキ焼きました。日記の Day 08 で紹介した和牛……やのうて Wagyu Silverside。旨し! サシの入り方が粗いので「霜降り」というよりは「霜柱」って風情。焼くとサイコロステーキ的に脂身の境で自然と割れてきちゃうんですが、それもまたよし。肉喰た! って感じの歯ごたえも丁度いい。基本ツレも
あ、これはうちの造語。薄く肉を切って1分で完成するアメリカの「ミニッツ」と、ウェルダン気味を好む英国の「3分焼き」の間を取って強火2分前後で仕上げるからです。オーリーハールーコーン! (声の出演:塩屋翼)と叫びながら焼きます。ソースはシャリアピン。新玉葱が美味しい季節やので。こてこてに炒めて赤ワインたっぷり。隠し味にお醤油をちょい。
Wagyu Silversideはね、噛めば噛むほど肉の奥から命の泉のごとく旨味が湧いてくる英国牛の佳さ(フランス人がそう言ってる)と和牛ならでわのとろけるような脂の陶酔の最強合体ロボ。値段も結構こなれてるし、いうことありません。あとは薄切りがあったらなあ。だいぶ肉屋と仲良うなってるしいっぺん相談したろ。
そやけど、そんな余裕かました話ができるようになんのもコロナ禍が収まってからやろな。それを思うと、ほんまにはよなんとかなってほしいと祈るばかり。