2020.06.13
封鎖八二日目
Lockdown Day 82 曇りときどき雨。
嬉しいものが日本から届きました。まだイギリスの郵便は通常運転しているようですのでどしどしお見舞い募集中(笑)。けど、相変わらずポストオフィスの行列はひどいので、なんのお返しもできないのが心苦しい……。クリスマスには復旧してますように!
で、なにがやってきたかと申しますと、それはマスク。陶芸家、向坂典子さんの柿渋型染め! これからロックダウンが緩まってくるに従って「いざ鎌倉マスク」が必要だなあと思っていたのでなによりでした。
向坂さんは普通に注文制作受けておられるので欲しい方は、インスタにでもフェイスブックにでも、あるいはツイッターにでもメッセージいれて委細ご相談くださいませ。いちばんいろんなマスクサンプルが見られるのはインスタかな。
日本がマスク不足で大騒ぎしてたころ、買い占めだの転売だの胸糞ニュースに腹を立てておりました。が、発明の母が目を覚まし、みんなが手作りを始めて、工夫を凝らしたマスクをSNSにアップするようになって、なんだかすごくいい気分になりました。
ともかく自分でやってみる、という姿勢は大事です。プロと同じ仕事である必要なんてない。料理なんかも同様。買えなきゃとりあえず作ってみる。きのうのランチ「İmam bayıldı」がそうでした。焼き茄子に夏野菜の炒め煮を詰めて冷たくしたトルコの前菜料理。 トルコ人街の傍に住んでてなんでまた? と申しますと、
本家は皮ごとですが、うちでは焦がして剥いた翡翠茄子を流用。具の材料は大蒜と玉葱、パプリカ、マッシュルームをオリーブ油で炒め、刻みトマトを投入。煮詰まったら大量のイタリアンパセリと薄切りレモンをを混ぜて完成。味つけは塩胡椒。
若干ハードルが高いのは Sumac という香辛料が決め手になるところ。日本だと赤紫蘇のふりかけ「ゆかり」で代用かな。食べる寸前に柘榴の実を散らすんですけど、これも場合によっては入手が難しいね。柘榴ジュースを煮詰めたNar eksisi なるソースも欲しいところですが、こちらはバルサミコに似てます。
「イマム・バユルドゥ」とは「