2020.04.29
封鎖三七日目
Lockdown Day 37 雨のち曇り
英国と日本は様々に病院のシステムが異なります。大きな違いのひとつがGP(General Practice)の存在。まるで日本の開業医みたいな医院が街に点在してて、そのエリアの住人になったらまず近隣のGPに登録すんの。彼ら彼女はある種の総合医で、体調が悪くなったら電話して診断を予約します。
GPは耳垢くらいは取ってくれますが治療はしはりません。主な仕事は薬の処方と、症状の判断および病院の割り振り。「すぐに救急へ急げ!」といわれることもあれば血液検査に行けといわれたり、いついつに××科を訪ねなさいと予約をしてくれはったりもします。本日
予約を入れたのはつい
ただし今朝は10時半になっても電話が来ず、かけてみるとあと2人待ってはるゆうことやったんで相談者はかなりいはる模様。疑いがあったら適切に誘導せなあかんし大変や。自己判断してパニくって病院へ走る人を食い止める役目もGPは果たしたはる。
しっかしいまは当たり前なんでしょうが質問内容はほとんどコロナか否かの見極めに集中してました。何の病気であるかを診断するのは二の次って感じ。実際「おそらくコロナではありません」と言われたあとは市販薬と食餌のガイダンスがあっただけでした。 「痛みがなくて明らかに悪化していないなら様子見ですね。ただし極めて稀にコロナで下痢の症状が出る(たいていは鈍痛と下血を伴う)人もいるので排便が通常に戻るまで外出禁止。戻ってからも2日は駄目」とのことでした。隔離の日々に逆戻りです。
ツレはこの結果を聞いてほっとして元気に隣町まで散歩。くっそー。けど、お土産に鮮魚をこーてきてくれました。京都の