2020.05.26
封鎖六四日目
Lockdown Day 64 晴れ。
アメリカはんは新たな生物兵器の生産を始めはったようです。この風景は「
実は英国も似たような状態で、封鎖中のストレス解消とばかりに人々が海辺に溢れてる。しかもマスクつけてる人なんかだーれもいーひん。
もはや第2波待ったなし。あんたらロックダウンでなんにも学ばへんかったんか。まだ病院ではお医者さんや看護師さんが青息吐息で頑張ったはんのに……。
ともあれ日本では同じ武器製造が始まらんことを心から祈ります。
【自粛警察】ゆうのが流行してたようどすな。なんか儂が口酸っぽして「ソーシャルディスタンス取りよし!」ゆうてると、儂も同じ穴の貉扱い、十把一絡げにされることがあってウクレレもった牧伸二に憑依されそうになります。あゝやんなっちゃった。あゝ驚いた。
ほんまもんの自粛警察やったら、いまごろ英国のビーチに乗り込んで消毒薬噴霧しとるわい。
日本でいうとことの自粛警察は正確には【自粛テロ】とでもいうべきもんや。根底にあるのはコロナへの恐怖でも、ルールを破るものに対する嫌悪でもない。いや、それどころか歪んだ正義感ですらない。あの行動はね、懲罰に見えてひたすら利益を得る者へのやっかみ、ひがみ、そねみ、緑色の目の怪物以外のなにものでもない。
「誰かの得」が=「自分の損」いう感覚は、コロナによって自粛警察という形で顕在化しましたが、もうここ10年以上日本ではどんどん強まってる傾向です。ひょっとしたら被害の少なかった日本人にとっては、コロナ以上に厄介な社会的病理といえるかもしれません。流行病によってそれが焙りだされたんやとしたら皮肉な話。
つまり自粛警察とは基本的に、まだ学校も再開されてへん、というかまだまともに封鎖解除もされとらんのに、ぎゅうぎゅう詰めのリゾートに押しかけてソーシャルディスタンス無視できるメンタリティと同質やゆうことですわ。正反対に見えますけど間違えなや。
件の笠地蔵的な助け合いや、地域コミュニティの活性化、あるいは在宅ワークの可能性の拡大やフレックスタイム導入などコロナ禍によって良い方向に舵を切れたこともたくさんあります。暑い日には必死のパッチでリゾートせんでも、冷たいコーヒー飲みながらゆっくり読書する時間の美しさを思い出した人もようけいはるでしょう。
ウィルスの共存とは、そういうもんを大切に育てていくことにほかならんと思う。