2020.06.15
封鎖八四日目
Lockdown Day 84 晴れのち曇り。
明日の月曜日からいよいよ一般のお店が開きはじめます。天気も上々の予報で、客足が戻ってくるのを心から祈っております。
とはいえ「客寄せ」できないんですよね。ソーシャルディスタンスがあるから。バーゲンとか大売り出しでスタートダッシュとか無理ゲー。いまの2mを1mにするだけで少なくともトントンの利益はだせるそうですが、現状ママでは赤字だと試算されてました。お隣の欧州各国ではすでに1~1.5mに緩めて問題の起きていない国も多いようです。
BBCによれば、とにかく唾を飛ばさなければかなりリスクは減るのだ。マスクだマスクだ! ということらしい。さっそく街頭にも張り紙がでてました。話すときはなるべく〝ひっそり〟と(
あと、やっぱり遠出するほど、つまりは密室である電車やバスを長時間利用するほど当然ながら感染リスクはあがるので、なるべく地元で賄えるものは地元で購入したほうがいいというのも強調されてました。これにはコミュニティ救済の意味もある。
つまり経済回すなら、まず地元から、ってこと。便利さにかまけて通販に頼っていたものを見直して歩いて行ける範囲の店で買ってあげてねという話。封鎖以前からずっとネットショッピング独り勝ち状態だったのがコロナ禍で完全に息の根を止められた小さなビジネスがかなりあったので。
ありがたいことに、うちのエリアには遠征してでも行きたくなるようないい店がけっこうあります。代表格はいままでもちょくちょく登場してもらっている #変態八百屋 こと『Green and Glory』でしょうか。ものすごいコダワリの品揃えなんですが、それがポリシーの押し売りになっていないのが素晴らしい。
本日の目玉はサクランボ。世の中で一番好きな果物。とりわけこの白いタイプには目がありません。かつては日本でいう「ナポレオン」なる品種がメインで、かなりの高級品でした。ここ10年ほどはRainier Cherryがメインになってお手頃価格で売る店も増えました。とはいえまだどこででもというわけにはいきません。徒歩圏内で爆買いできるのは超ラッキー。
まだハシリですので小粒だし甘みにも乏しいのですが、儂は砂糖水みたいに甘い最近の果物があまり好きではないので全然オッケー。あまりにも美しい色に惹かれてアプリコットと、ひときわ香り高い
儂はフラワーアレンジメントをするのが趣味なんですが、おなじ感覚でフルーツアレンジメントをちょくちょくやってます。
明日、地元の花屋が開いてたらちょっと買ってこようかな。お祝いするにはまだ早いけどね。
Green and Glory
55, Stroud Green, London N4 4HL