2020.05.11
封鎖四九日目
Lockdown Day 49 晴れ。風強し
ぱんぱかぱーんぱんぱんぱんぱんぱかぱーん。今週のハイライト! で始まんのがぴったりなくらい軽い演説どしたな、ジョンソンはん。嘘をごまかすための言葉が多すぎて、調味料を投入しすぎた挙句なんの味かようわからんようなった料理みたいな緩和策。そんな言い訳がましゅう「経済的な理由からではなく」て強調せいでええのに。黄色いあんよが見えてるよ。
細かい話はBBCのウェブとかで見てもらうとして、搔い摘むとこれから2ヶ月かけて3段階の緩和を何度も検証しながら実施してゆくという内容でした。
きんの閉鎖された公園の画像をアップしましたが、この水曜からは好きなだけ散歩でけるようです。あと、家ででけへん仕事は職場行ってええよと。けど公共の交通手段は使うなよと。なんやねんそれ。次に小学校や一般の商店などが開かれ、あんじょういったら7月の頭からは娯楽産業も順次再開してゆくというプラン。あくまで理想論ですが。
いずれにせよソーシャルディスタンスは厳守。ハグだのキスだのは遠い未来の物語。旅行なんかも、そのプロセスの中で様子を見つつ、とはいうものの海外から空路で入国する場合は基本的に2週間の隔離を義務づけてんのが現状ですんで、ホリデーなんかはまだ夢の夢でんな。SFみたい。
しかし今回、一番の目玉は、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドなどがジョンソン案に従わず独自路線でロックダウン継続を決めたことやろね。たとえば1ヶ月先に患者や死者の数、検査数などに大きな開きがでたら、そっからが見もの。
そやけど、あれやよ。これはダイエットではなく病後の食餌療法と同じ。うちの場合は糖尿やけど。加えて
きんのの献立には、そんな涙ぐましい意地汚さが見え隠れしてて、ちょっと紹介すんのが恥ずかしわあ。
メインは月一くらいのペースで食卓に上がる「フィッシュフィンガー」。白身魚のフライ。我が家で唯一のレギュラー冷凍食品。ロックダウン以降は初。ツレはケチャップとタルタル、儂はウスターソースでいただきます。ほんまは揚げるかフライパンでバタ焼すんのが美味しいんやけど、油分を気にしてオーブンで。
食べたかったのは「昔のスパゲティサラダ」。子供時分に食べてたんは煮抜き、ハム、胡瓜、レーズン、ミカンの缶詰のマヨ和えやったけど、うちではハムの代わりに『Herta』のソーセージ(日本のポールウィンナに似てる)、ミカンやのうてトマトを使用。マヨ控えめ。そのかわりフィンガーからこぼれたウスターを絡めて〝あの頃の味〟にアプローチ。
量的には皿の半分以上を占めるのが菠薐草のサラダ。酢と黒砂糖に漬けたネクタリンとコテージチーズを混ぜたんに塩胡椒してドレッシングにしてます。物足りんようやとあとでなんか摘まんでもうたりするんで、これはたーっぷりと楽しみました。