6月11日
大阪 福島 えべっさん

 バンドのスタジオ練習のあと近くの居酒屋へ。練習が終わった後でみんなで食べ飲みすることは楽しい。瓶ビールで「おつかれさん」のあと、その日の気分であれこれ頼んでつつきあう。
 前来たときも頼んでおいしかったのでアサリの酒蒸しを2つ。これはがっちりアタリ。そして豚のロースト、ジャコ天、カサゴ(ガシラか)の煮付け、アワビのパター焼き、アナゴの柳川、白エビのかき揚げ、メザシ(これはおいしかったので2回)ほかほか。酒は「久保田」に「越乃寒梅」を連打。それで男一人5千通しと結構高こついた。
 看板に「中央卸売市場直営」とある。[○×水産]などと書いてあるビニシー店もよく見かけるが、この高架下の居酒屋もそんなタッチの居酒屋。

記事一覧
江弘毅

編集者・著述家。雑誌ミーツリージョナルを立ち上げ、1993〜2005年編集長を務める。
2006年編集出版集団140B創立。著書「有次と包丁」(新潮社〕、「飲み食い世界一の大阪」(ミシマ社)など多数。毎日新聞連載中の「濃い味、うす味、街のあじ。」の単行本化、140Bから7月15日発売。

江弘毅