2020.06.30
封鎖九九日目
Lockdown Day 99 曇りときどき晴れ。
目前に封鎖解除を控えて、レスター市が再度ロックダウンされました。非常に単純な話、感染者数が3割増しになったからです。さぞや住人たちは気を落としたことでしょう。政府からのトップダウンだったので【みせしめ】じゃないかという声も出ています。
ただ申し訳ないけれど、気持ちも理解できるけれど、はっきりいってみんな浮かれすぎてた。海岸で芋を洗ってたような人たちにはいい薬かも。中国の河北省安新県も再封鎖ですし、セカンドウェーブ待ったなしでしょうね。もう、こうなるとなるべくヒキコモって、外出時はマスクして、ワクチンができるまではやり過ごすしかない。
あ、マスクは普通に売ってますよ。行列せずにどこででも買える。1~1,5ポンド(120~180円相当)だからこっちの物価を考えると妥当な値段。うちも日本からの救援物資が到着してて潤沢にあります。 マスク不足で英国は大騒ぎしてるなんて嘘がツイッターでまたぞろ流れてましたが、いい加減にしてほしい。何人か田舎住まいの友人に「たくさんあるから送ろうか?」と連絡いれたら「なんぼでも売ってるよ。だって誰もしてないもん」ですって。
どうやらパラレル英国から情報発信してるインフルエンサー(失笑)がいるようなので精査して元記事当たってからリツイートしてね。お願い。
規制を緩めるにあたって政府がマスク着用キャンペーンを始めてるけど、飛沫による感染の深刻さを認識してWHOがマスク礼讃に方向転換したのは1ヶ月も前。もちろん英国も前に倣え。公共交通機関に乗車するときは強制ですが、にもかかわらずイギリス人は未だマスクが嫌い。ロンドンですら着用率5割。
マジな話、こちらの問題は砂糖増量認識な人たちが被害に比して多いこと。近所でソーシャル・ディスタンス守って暮らしてるぶんにはノーマスクでいいけど集団は怖いよ。レスターの薬が効きますように。
とうとう英国も含めEU加盟国は日本はじめオーストラリアやカナダ、韓国などからの渡航をOKしましたが、ぜひともジャパンからは大量に渡欧していただきたい。以前みたいにマスクを指さす人はいません。できれば団体で海辺に来て芋を洗ってる連中に日本人の培った〝マスク魂〟を見せてやってほしい。
もっとも昔は修学旅行生が多くて、それが見慣れぬ制服着てマスクしてたら
それでなくとも「見分けがつかないから推理小説に登場させてはいけない」といわれるほどこっちの人に東アジアの顔つきは似て見えるんです。それがマスクなどしよう日には、その違和感はイスラム女性のヒジャブやニカブどころじゃない。
今日の食卓見て、なんかおかしいと思ったら、まあ、食べやすい一口サイズではあるんだけど料理がどれも似たサイズだったんですよね。焼売も赤カリフラワーの甘酢漬けも蒟蒻のぴり辛煮も。美味しかったんだけど、いまいち食欲を刺激しない。彩は悪くないけど器は染付が多すぎた。なかなか難しいもんです。